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オススメのクッカーは? チタン・ アルミ・ステンレス・素材別に最適なクッカーを選択する。

投稿日:2017年5月6日 更新日:

更新日:

こんにちわ、solo×niwaです。

 

キャンプ好きの私ですが、日々金属の特性を考えながら、最適な道具を選ぶように心がけています。比重・強度・伝導率などを数値化して、比較してみると、『なぜこのクッカーはこの素材なのか』がよくわかるようになり、道具選びがより楽しくなりますね。

今日は金属の特性をいかしたオススメのクッカーについて書きます。

 

 

チタンの特徴

  • 比重:4.5(鉄とアルミの中間)
  • 強度:実用金属中最強クラス
  • 熱伝導率:17 (低い)
  • 耐食性:非常に強い
  • 磁性:なし
  • 錆:海水でも錆びない
  • 融点:1,668°C(高い)
  • その他:イオン化しないので素材の味を変えない

チタンの比重は鉄とアルミの中間で、軽い金属です。比重の割に強度が非常に高く、実用金属のなかでも最大クラスの比強度をもっています。

表面に形成される酸化チタンの皮膜はとても強固で、耐食性に優れ、海水に浸けておいても錆びません。

熱伝導率は17と低く、鉄やステンレスと比べると1/4程度。なので、マグにすれば口を付けても熱くないです。イオン化しないので鉄やアルミのように素材の味を変えません。

軽く薄く作れるので登山やウルトラライトなキャンプなどバックパック主体のアクティビティにベストです。

熱伝導率が低いので飲み口や持ち手が熱くならないので、マグやラーメンなどの熱い食べ物を入れるクッカーに適しています。反面、熱伝導率の悪さからムラができやすく焦げ付きやすいです。(フライパンなどにはあまり向かない)

あと、これはあまり知られていないと思いますが、チタンの比熱(単位質量の物質の温度を1度上げるのに必要な熱量)は鉄やステンレスとあまり変わりません。

ただ、チタンは比重が小さいため、同じ大きさの鉄やステンレスの約6割の熱量で同じ温度だけ上昇させることができます。強度が高いため非常に薄く作ることができ、この傾向はより高まります。

だからチタンのクッカーは、熱伝導率が悪い割には温まりやすく、お湯をはやく沸かすことができるんです。

 

チタン製オススメのクッカーなど

 

スノーピーク チタントレックシリーズ

スノーピーク製のチタントレックシリーズです。700はカップヌードルが隙間なくぴったり入ります。

蓋に水切り穴があるので、パスタやインスタント焼きそばも調理できるという素晴らしいクッカーで、ケトルとしても使い勝手がよいです。本当にお気に入りのクッカー。2018年からはカタログ落ちし、おそらく廃盤なのでまだ在庫があるうちがチャンスですよ。

このトレックシリーズには他にも 900・1400 と大きめの容量もあり、全てがスタッキングして持ち運ぶことができます。絶対に3種類揃えたくなる素晴らしいクッカーですよ。

スノーピーク(snow peak) チタントレック700 SCS-005T

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スノーピーク(snow peak) チタントレック900 SCS-008T

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スノーピーク(snow peak) チタントレック1400 SCS-009T

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チタントレックの700・900・1400 をスタッキングしています。↓

 

「素材の味を変えない」「熱くならない」という特性を活かすとマグにも最適です。

 

スノーピークのチタンシングルマグ

スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 300 [容量300ml] MG-142

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熱の伝導率が低いチタン製のため、コーヒーなどをドリップしても、口元や持ち手が熱くならないです。軽さ・容量・質感、全てにおいて高い次元のマグ。スノーピークの商品はどれも素敵ですが、これは傑作だと思っています。

 

ベルモントのチタンクッカー850

ベルモント(Belmont) チタンクッカー850(ケース付) BM-270

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ベルモントのクッカーは非常に質感が高いです。スノーピークのチタントレック700よりも蓋の形状が使いやすいかも。

でも、持ち手の形状はスノーピークの方が使いやすいです。この辺は好みでセレクトしてください。このクッカーもカップヌードルのレギュラーサイズがぴったり入り、チタンの特性により口をつけても熱くならない。登山などに携帯するには最適なクッカーといえます。

 

ステンレスの特長

  • 比重:約7.8(重い)
  • 強度:高い
  • 熱伝導率:20 (低い)
  • 耐食性:強い
  • 磁性:ニッケルの配合の有無で変わる
  • 錆:錆びない
  • 融点:1400~1530℃(高い)
  • その他:

鉄にクロムを添加した金属で、非常にさびにくい金属です。10.5%以上のクロムを添加されたものを、ステンレス鋼といいます。

ステンレス鋼は耐食性以外にも 耐熱性・加工性・強度など優れた特性を備えています。表面の薄い保護皮膜 (不動態皮膜)は、100万分の3mm程度の厚さながら、大変強靭でサビを防いでくれます。一度壊れても、周囲に酸素があれば自動的に再生する皮膜になります。

熱伝導率は20程度で低め。溶解温度は1400~1530℃でアルミの660.3°C に比べ、はるかに熱に強いです。

そのため、大火力で常に火にかけ続けることの多い「焚き火ケトル」に最適です。一度温まってしまえば低い熱伝導率のため、冷めにくいのも特徴です。

 

ステンレス製|オススメのケトル

 

ユニフレーム キャンプケトル

焚き火でお湯を沸かす機会の多いキャンプではステンレスのケトルがオススメです。なぜならステンレスはアルミより熱に強いので、焚き火でも安心して火にかけることができます。

そして、ケトルは水を入れるものだからサビに強くなくてはなりません。つまりオールステンレスのケトルがオススメなんですよね。熱伝導率は低めなのでお湯が冷めにくいのも特徴。

特にこのユニフレームのものは日本製で質感が非常に高いので自身を持ってオススメすることができます。容量は1.6Lです。煤で真っ黒に色付けするとめちゃくちゃカッコ良いですよー

 

ユニフレーム キャンプケトル 660287

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鉄の特徴

  • 比重:約7.85(重い)
  • 強度:高い
  • 熱伝導率:83.5 (高い)
  • 耐食性:弱い
  • 磁性:あり
  • 錆:錆びる
  • 融点:1,538°C(高い)
  • その他:

恒星の爆発による核融合により作られるのは元素記号では鉄まで。元素番号が鉄以上の金やプラチナなどは超新星爆発の残骸といわれています。だから、鉄は安価で入手しやすい。強い磁性をもつので、分離しやすく再利用価値も高いです。

比較的加工しやすい金属であることから、人類の歴史において最も利用価値の高い金属であるといえます。熱伝導率は83.5でそこそこ良いです。

蓄熱性が高く、素材をムラなく焼き上げることができるので、フライパンやスキレット、ダッヂオーブンなどに適しています。サビやすいので汁物を入れたまま放置したり、水を入れたまま朝までなんてことにならないように注意しましょう。

鉄製|オススメのフライパン

 

ロッジのスキレット

最もオススメしたいのはロッジのスキレットです。熱伝導率も良く、蓄熱性が高いので、一度温めてしまえば余熱での調理も可能。食材をムラなく焼き上げることができるので、とにかく美味しい料理ができます。

これさえあれば大抵の料理ができてしまいますし、「焼く」以外にも、蒸す、温めるなど色々なことに使えます。はっきり言って超万能なので最もオススメしたいフライパンになります。大きさは8インチが大きさと重さのバランスがとても良いので、オススメです。専用の蓋はマストですよ。

 

LODGE(ロッジ) ロジック8インチ スキレット フライパン L5SK3 (並行輸入品)

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LODGE(ロッジ) ロジック8インチスキレットカバー フライパン蓋 L5IC3 (並行輸入品)

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アルミの特徴

  • 比重:約2.7(軽い)
  • 強度:低い
  • 熱伝導率:236(高い)
  • 耐食性:強い
  • 磁性:なし
  • 錆:錆びない
  • 融点:660.3°C(低い)
  • その他:融点が低い

アルミの比重は2.7 であり、鉄の7.8 に比べると3 分の1 程度と軽い金属です。チタン以上に軽いのですが、強度を出すためにやや厚く作る必要があります。加工性が非常に良いので、小さく複雑な部品でも精密加工に適しています。

熱伝導率は236と非常に高いので、食材に素早く、ムラなく熱を伝えることができます。つまり “焦げ” がおこりにくいため、最も適した用途は「炊飯」になります。反面、熱伝導率が良すぎて「ラーメンを茹でて食べる」的な用途には不向きです。(持ち手も口もやけどします)

お湯をはやく沸かしたい人はアルミのやかんを選ぶのも良いです。ですが熱にはあまり強くないので、”焚き火にガンガンかける” のではなく、バーナーで使用するのをオススメします。

 

アルミ製|オススメのクッカー

 

トランギア メスティン

「熱伝導率が高い」ということはムラなく熱を伝えることができるということ。ムラがないということは一箇所に熱が集中することがないので、「焦げ」につながりにくい。つまり「炊飯」などには最適なわけです。だから昔からある飯盒にはアルミが使用されているんですね。

そして現代版の飯盒ともいえるのがトランギアのメスティンです。キャンパーの間では超有名で持ってない人はなかなかいないと思います。正方形の形状からパッキングもしやすく、最大1.8号までのお米を炊くことができます。

 

trangia(トランギア) メスティン TR-210 【日本正規品】

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スノーピーク トレック900(アルミ)

スノーピークのチタントレック900を炊飯に使用するのもオススメで、ご飯を非常に楽に炊くことができます。先に紹介した、トレック700やトレック1400と組み合わせると全てが1400に収納できるので超オススメです。これならメスティンを持ち歩く必要もなくなりますね。

スノーピーク(snow peak) トレック900 SCS-008

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トランギア アルミケトル

シンプルで使い勝手のよい素晴らしいケトル。アルミなのでお湯が早く湧きます

。0.9Lという容量が絶妙に使いやすいです。焚き火で使用しても問題ない(私も結構やっている)ですが、アルミは融点が660℃程度と低いため、アルミ=バーナー、ステンレス=焚き火 という風に熱源によってケトルを使い分けています。

trangia(トランギア) ケトル 0.9L TR324

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trangia(トランギア) ストームクッカー

クッカーの全てをまとめたい。という方にはこのストームクッカーがオススメ。これさえ持っていけばなんでもできます。アルミ製で軽量、コンパクトにまとまります。

フライパン、なべ、やかん、プレート、風貌、を広範囲にカバーしている素晴らしいクッカーだと思います。アルコールストーブでの使用を想定していて、風に弱いアルコールストーブを保護するような設計になっています。バイクで持ち歩いてラーメンツーリングをする方が多いですね。

 

trangia(トランギア) ストームクッカーS ブラックバージョン TR-37-5UL

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まとめ

以上、色々な金属の特性を生かしたクッカーについて紹介しました。

まとめると、チタンであれば軽量で、口をつけても熱くならない ”マグ” や ”ラーメン用のクッカー” が良いでしょう。ステンレスであれば錆びずにタフな特性を生かして”焚き火ケトル”がベスト。鉄は蓄熱製と熱の伝導率を生かして”スキレット”が良いし、アルミは高い熱伝導率を生かして”炊飯専用クッカー” となります。

やはり万能な金属などはなく、素材によって最適な用途は変わってきますね。

少しでも参考になれば幸いです。

 







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