ヒロシさんが使っている「キャンプ道具」をまとめてみた。




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こんにちわ、@ソロニワです。

「ヒロシちゃんねる」のヒロシさんが使っている、キャンプ道具をまとめてみました。

「ヒロシちゃんねる」を見ていると「キャンプ道具が素敵だなぁ」と思うんですよね。決して華やかではないのですが、自然になじむ道具を選んで、上手につきあっている姿はとても魅力的。

その映像からは、「道具の息づかい」すら感じるんですよね。

ヒロシさんから「俺はこうやって森とつきあっているよ。」というメッセージをもらっているような気持ちになるんです。

ヒロシちゃんねるとは?

画像:ヒロシちゃんねる

「ヒロシちゃんねる」は、芸人のヒロシさんが2015年に開設されたYouTubeチャンネルで、主にアウトドアの動画をアップされています。

2024年1月時点でのチェンネル登録者は113万人!最初は「キャンプしてる様子を記録に残したい」というシンプルな動機で始めたんだそうです。とてもヒロシさんらしい。

ヒロシさんは「豪華なキャンプ」というのは好きではないようで、「最低限の装備で、自然にあるものを楽しむ」のが醍醐味だと言っています。もちろん、私も激的に賛成でございます。

ヒロシさんのプロフィール

ヒロシさんは熊本出身の方。2004年には「ヒロシです……」の自虐ネタで大ブレーク。同年に出版された『ヒロシです。』は50万部を超える大ヒットになっています。

ヒロシさんのスペックはこちらです。

  • 芸名:ヒロシ(本名 齊藤 健一)
  • 年齢:51歳
  • 生年月日: 1972年2月14日
  • 出身:熊本県荒尾市
  • 血液型:O型
  • 星座:みずがめ座
  • 身長:172cm 
  • 装備:リア充を避ける千里眼👁️

ヒロシさんのキャンプ道具

それでは、ヒロシさんが使っている「素敵なキャンプ道具」を紹介します。タープやテント、焚火まわりの道具、ナイフ、斧、クッカーなど、それぞれジャンル別にまとめてみました。

画像:ヒロシちゃんねる

タープ & ハンモック

DDハンモック フロントライン マルチカム(迷彩)

ヒロシさんといえばDDハンモック。私もヒロシちゃんねるをみて購入してしまったのですが、ショップではコラボした展示コーナーもあるくらい定着している気がします。「ヒロシちゃんねる」を見て買った人は絶対多いはず!かっこいいですね。

DDタープ 3.5 x 3.5 Olive Green

DD社のタープで3.5×3.5のもの。耐水圧は3000mm。このサイズは特に「お気に入り」で使用されているようです。実用性と収納性を考えると使用頻度が高いのも使ってみたら納得しました。おそらく3×3では雨天ではもの足りない。サイドからの視線を防ぐ意味でも8割程度の満足感。だからといって4×4では収納が大変。3.5×3.5というサイズ感がかゆいところに手が届くベストサイズというわけです。私もDDタープを愛用してみて感じたことです。

DDタープ 4 x 4(迷彩)

同じくDD社のタープ4×4 (迷彩)も愛用されています。こちらも耐水圧は3000mmで、ループがたくさんついているので色々な張り方が楽しめます。ハンモックとの相性はバッチリですね。

DDスーパーライトタープ 3 x 2.9 Olive Green

こちらは 3m×2.9m のスーパーライトタープ。わずか460gしかありません。めちゃくちゃ小さいやつですね。日除けの効果は他のものに及びませんが、「屋根を作る」という目的を果たすためには十分。例えば日差しの柔らかい秋冬のキャンプで雨を防いだり、荷物を軽くしたいバックパックの野営には最高だと思います。薄いということは明るいということでもあるので、タープで暗くなるのが嫌、なんて方にも最適だと思います。

DD Underblanket (アンダーブランケット)

冬のタープ拍で困るのが下からの冷気による背中の冷えです。その対策として、ヒロシさんは冬のキャンプではDD Hammocks社のアンダーブランケットを使用されています。

で、なにがいいのか?

ハンモックにサーマレストなどのマットを敷くと、体とハンモックの間に隙間ができて暖かい空気が逃げてします。そこで、アンダーブランケットを使用すると体とハンモックがしっかりと密着して暖かいというわけですね。ヒロシさん、なんかありがとうございます!

テント

Snugpak(スナグパック) SCORPION2 

2019年3月頃に導入されたNEWテントです。Snugpakは英国北部に生産工場をかまえ、世界各地の軍に正式採用されているブランド。スコーピオン2は重さ2.65kgの2人用テントで、無骨なオリーブカラーと独特の形状が素敵。

ヒロシさん、本当にオリーブグリーン好きですね。

コールマン ツーリングドーム ST

ツーリングドームSTは、ヒロシさんが「一番最初に買った」というテント。前後が大判メッシュになっているから風通しもよく、フルクローズにもできるインナーが最高です。シーズンを通して楽しめる名作だと思います。キャンプ場でもよく見かけるようになりましたが、ヒロシさんの影響は大きいかと思います。私は持っていないのですが、いつも「いいなぁ、あれ」という視線を送っています。

ソロキャンプ に最適?Coleman(コールマン)のテント ツーリングドームST【限定幕】の紹介

BUNDOK ソロドーム BDK-08AM

バンドックのソロドームは、重量わずか1.88kgの、フルメッシュのツーリングテント。カラーリングはもともとブルーだったものが、Amazon限定でダークグリーンが販売されています。まさに、ヒロシさんカラー!(笑)最近だとAmazon限定のブラウンカラーも販売されていて、とても魅力的だと思います。

寝袋

NatureHike(ネイチャーハイク)封筒型シュラフ

寝袋はネイチャーハイクのものを使用されています。こちらは暖かい季節(春夏)向けですが、3000円台で購入できるのが魅力的。はじめはブルーを買い、「やっぱり緑とか、カーキがよくない?」という流れで買い直したのだとか。これは2個目だそうです。ネイチャーハイク、最近では2kg以下のULテントをバンバン開発していて、しかも2万円程度と驚愕のコスパ。注目の中国メーカーですよ。

大注目のネイチャーハイクですが、このクラウド2が一番人気のようです。縦方向に出入り口があるモデルって、タープしたに入れやすいし、秘密基地感があって良いんですよね。人気があるのも納得です。

バックパック

DD Hammocks Bergen リュックサック

当初からずっと使用されているのが、DD Hammocks社の「Bergen」です。人気が出すぎてずっと品薄でしたね。容量はメインが37Lで、リムーバブル×2にアクションパックを加えると最大55Lになります。

カラーはブラックとオリーブグリーンの2色展開ですが、ヒロシさんが使用されているのはオリーブグリーンです。

サイバトロン バックパック

最近使用されているのが、Seibertron(サイバトロン)のタクティカルパックです。メインは37Lの容量があり、2Lのペットボトルも入るサイドバックが両側に取り付けられます。カラビナつけ放題だし、色もかっこいいですね。

焚火台 & トング

ピコグリル398

ヒロシさんが一番使用している焚火台がこちら。バックパックで野営されていることが多いので、軽量な「ピコグリル398」をセレクトされています。

ピコグリルは、スイス製でわずか398gの超軽量焚火台。私も愛用していますが、これは本当に便利ですよ。

【レビュー】コンパクトな焚火台ならピコグリル398(Picogrill)がおすすめです!

笑’s・B-6君 オールチタニウム

ヒロシさんがソロキャンプ を始めるきっかけになったという卓上グリルです。素材はオールチタンの特別モデルを使用されています。当時はチタンにすごくこだわりがあったのだとか。(ちなみに、ヒロシさんが使用しているのは、笑’sさんが特別に作ったモデルです。)

TOAKS(トークス) ウッドバーニングストーブ

一時期よく使用されていたのが、トークスのチタン製ウッドストーブです。

ウッドストーブというのは、そこらに落ちている小枝などを燃料として燃やすエコストーブのことです。燃焼効率がとても良いので、小枝や薪を激しく燃やすことが可能です。

そこで、ヒロシさんはちょっとした焚き火を楽しんだり、焚き火の最後に薪を燃やし切るときに愛用されているようです。

テオゴニア Fireplace Tongs

火ばさみはテオゴニアのものを愛用されています。このファイヤープレイストングって凄く評判がいいんですよね。構造的に常時力を加えなくていいから、一度使うと戻れなくなるんだとか。薪だけでなく熱々の鉄板をはさんで移動したりできるのでいいですね。

最近では仕事でのキャンプがすごく増えて無くしまくり、3個目なんだそうです。(笑)バックパックに刺したときのビジュアルが最高ですねー。

火吹き棒

ファイヤーブラスター

火吹き棒は、薪ストーブ販売で有名なファイヤーサイドさんの「ファイヤーブラスター」です。

アルミにブナ材のハンドルがついているから手馴染みがよく、エイジングまで楽しめる名品です。私もずっと使用していますが、間違いなく火吹き棒の最高峰ではないでしょうか。

ドイツの火吹き棒「ファイヤーブラスター」のレビュー

Maxboost(マックスブースト) ポケットふいご 

携帯用にはマックスブーストのものを使用されています。高品質SUS304採用で、永久保証のコンパクト火吹き棒。このギアもすごく人気がありますよね。

これも無くすことが多くて、6本目だそうです。

ナイフ

ヘレ ディディガルガル(Helle knife Didi Galgalu)

ヒロシさんが使っていて凄く「いいなぁ」と思うのがヘレのナイフ「ディディガルガル」です。

ディディガルガルの刃厚は3.0mmあり、フルタング構造なのでバトニングもできる丈夫なナイフです。

ヘレといえば北欧の美しいハンドメイドナイフですね。クラフトマンシップを大切にするヘレのナイフには45もの定められた工程があり、ノルウェー以外では作られないそうです。

なんでも「焚火会」の仲間にプレゼントされたのだとか。本当に素敵な仲間に恵まれていますね。

ランタン&ライト

画像:ヒロシちゃんねる

フュアーハンドランタン

ランタンは、ドイツで100年以上もの間つくられているフュアハンドランタンです。台風なみの風でも消えることがないことから、「ハリケーンランタン」とも呼ばれています。やわらかくて温もりのある灯りがとても素敵ですね。

ヒロシさんが使用されているのは「275」というモデルになります。現行品の「276」と比べてタンクが小さいのが特徴です。

フュアーハンドランタン(Feuerhand Lantern)276のレビュー

スノーピーク たねほおずき

スノーピークのたねほおずきも使用されています。カラーはグレーですね。もう入手困難のモデルなので現行のカラーから選ぶしかなさそうです。

UCO (ユーコ) キャンドルランタン(アルミ) 24353

UCO (ユーコ)のキャンドルランタンも使用されています。これ、かっこいいですよね。専用キャンドルでの燃焼時間は9時間。持ち運ぶ時はとてもコンパクトになります。

私も「ブラス(真鍮)」のモデルを愛用中です。

北欧キャンプに持っていかれてましたね。

ThruNite T10

ハンドライトは、ThruNite T10というモデルを愛用されています。ヒロシさんが使用しているのは一つ前のモデルだと思います。(先の部分がシルバーになっている)明るさは最大550ルーメン(バッテリー使用時)で、単三乾電池でも使用可能。おまけに、テール部分はマグネットなので金属部分にとりつけて照射できるという素晴らしいフラッシュライトです。

斧はハルタフォースのものを使用されています。

1883年に創業したハルタフォースはスウェーデンで最も有名な工具メーカーの一つ。衝撃に強いヒッコリー材を使用した柄と、スウェーデン鋼の相性は抜群です。そしてなによりカッコいい。

バーナー

ヒロシさんが愛用しているバーナーはSOTOの名作、ST-310です。この製品の素晴らしいところが、経済的なカセットガスが使えるということ。そして輻射熱がガス缶に伝わりづらいこと(つまり安全性が高い)です。

ヒロシさんが長年愛用されているのも納得ですね。私もかなり使い込んでいたのですが、手放してしまいました。もう一回買ってもいいかも・・

マルチツール

LEATHERMAN サイドキック

マルチツールは、米国製マルチツールのLEATHERMAN(レザーマン)の、サイドキックを使用されています。メインはプライヤーになっていて、合計14のツールが使えるというもの。最低限の構成で、値段も手頃なのがいいですね。

クッカー&マグ

PATHFINDER キャンティーン クッキング セット

ヒロシさんが本当によく使用されているのがパスフィンダーのキャンテーンです。水筒、ストーブ、カップが1つにスタッキングできるステンレス製のクッカーになります。

海外のブッシュクラフターが使っているのをみて購入されたようですが、たしかに無骨でかっこいいですよね。

PATHFINDER キャンティーン クッキング セット

ステンレス マウスオープナー

先に紹介したパスフィンダーのボトルに、マウスオープナーを差し込んで、焚き火にかけるのがヒロシさんの定番スタイル。

拾ってきた木の枝に吊るして、焚き火にかけるのがすごくカッコいいです。

スノーピーク アルミパーソナルクッカー

クッカーはスノーピークのアルミパーソナルクッカーをずっと愛用されています。ヒロシさん、フタがベコベコになるまで使い込んでいるのが素敵です。

私もヒロシちゃんねるを見ていて、蓋をベコベコにしたくて買ってしまいました(笑)

浅型で熱の伝導率がいいので「炊飯」にも最適です。また、2つのクッカーを最大限活用すると、4号までの炊飯が可能です。(4合のお米も小さい方のクッカーに綺麗に収まる)

GENTLEMEN’S HARDWARE エナメルマグ

マグはジェントルマンズ・ハードウェアのホーローマグです。全体的な無骨さの中に差し色的な存在で、かわいい。北欧キャンプではムーミンマグに変わっていましたね!さりげないコーディネイトが素敵でした。

鉄板

moose Frying iron(フライアン)

ソロキャンプがメインのため、携帯性に優れたmooseの鉄板をセレクトされています。自分で取っ手を作るという楽しさがあり、ヘリは立ち上がっているため具材や油が落ちにくい。極厚なので熱が均等に伝わりやすく、肉が美味しく焼けるという評判の鉄板になります。

無骨なブッシュクラフト の雰囲気がでていい感じです。

ケトル

コールマン パッカアウェイケトル

ケトルはコールマンのパッカアウェイケトルを愛用されています。

私も使用していましたが、熱効率のよいアルミ製で、傷のつきにくいハードアノダイズド加工が施されているのでとても質感がよかったです。

持ち手にはもともと赤いシリコンが被せてあるのですが、ヒロシさんは「自然に派手な色は馴染まない」という理由で金属むき出しの状態にカスタムされてます。(私も、これには激しく同意いたしました。)

煤で真っ黒になっている姿がまた、いいんですよね。

ウォーターボトル

Nalgene ステンレスボトル

ウォーターボトルはナルゲンのステンレスボトルです。1.1Lの容量があり、ナルゲンというと、樹脂のボトルというイメージがありますが、金属製だと樹脂にはできない使い方ができるのが魅力的です。耐久性は抜群。直火にかけてお湯を沸かしたり、そのまま湯たんぽにすることもできますね。

かなり使い込まれているので、めちゃくちゃ味が出ていてかっこいい。

調味料入れ

MSR アルパイン ソルト&ペッパーシェイカー

調味料入れはMSRのものです。これも無くすことが多く、5個目なのだとか。(笑)塩をこしょうを入れて、「上からも下からもだせるんだぜ」的なやつですね。大きさは太い百円ライターくらい。パッキンがしっかりしているので湿気にくいと定評があります。

クーラーボックス

STANLEY(スタンレー) クーラーボックス 6.6L

クーラーボックスはスタンレーのものです。オリーブグリーン好きのヒロシさんにぴったり!

アメリカのカリフォルニアで購入されたようですが「日本に帰ってきたら売っていた・・」「お台場で買えたのに、アメリカから連れてきてしまった・・」と言及されていました(笑)タフだから椅子にもなるし、無骨でかっこいいです。

これのオールブラックとか、コヨーテカラーがでたら間違いなく買うんですが・・なかなかニューカラーがでないので手が出せずにいます。

ヒロシちゃんねるの紹介

以上、ヒロシさんの使用されている道具の紹介でした。ここで動画の紹介もさせていただきたいと思います。

「ヒロシちゃんねる」の動画は、基本的にどれも好きなんですが、3本くらいにしぼってみました。

こちらは秋のソロキャンプの様子。沢沿いにジムニーを泊めて、水の流れる音を常に聴きながら、直火の鉄板調理。もう最高ですね。

ソロキャンプの魅力が詰まっているなぁ、と思います。

2018年の初春ソロ動画。こちらも、ソロキャンプの魅力がそこら中にあふれています。大好きな動画ですね。DDハンモックの質感もよく分かるのでおすすめですよ。

これもソロキャンプの魅力が詰まった動画だと思います。とりあえずアスパラベーコンめちゃめちゃ焼きたくなります!ほんと勘弁してください。

まとめ

「ヒロシちゃんねる」はBGMが最低限で、調理の音や環境音をいい感じで聞かせてくれるんですよね。映像も完全なるキャンパー目線で撮られていて、「そこそこ!」と思わせてくれることがとても多いです。

私の友人でも「夜はヒロシちゃんねるを見て過ごしている。」という人がいて、「めちゃくちゃわかるー!」と思いました。部屋を暗くして、寝る前に見るとなんだか心が落ち着くんですよ。で、そのまま寝落ちすることもしばしば・・

これからソロキャンプをはじめる方は、ヒロシさんの動画を参考にされるとよいかもしれません。

絶対に楽しいキャンプがそこにはありますよ。

ヒロシちゃんねる

おまけ

ヒロシさんの「ヒロシのソロキャンプ 〜自分で見つけるキャンプの流儀」が2020年8月6日に販売されました。もちろん私も購入済。ご興味のあるかたは一読されるとよいかもしれません。キャンプに行けない休日など、楽しく過ごせると思いますよ。