すべてのモノが柔らかな光に包まれる春。キャンプにはすごくいい季節ですね。
北半球では気温が上昇し、植物が芽吹き始めます。暖かく、晴れた日が多いから開放的な気分になれます。でね、春のキャンプって冬とはまた違った楽しみ方があると思うのです。
夜は結構冷えるから焚き火がとてもありがたい。そして、朝は心地よいくらいの肌寒さだから活動的になれる。
ということで、春のソロキャンプの様子をまとめてみました。春のソロキャンプの魅力や、楽しみ方みたいなものが、少しでも伝わればうれしいです。
よろしければご覧ください。
春のソロキャンプ へ行こう!
道中の様子。今回は下道で時間をきにせず、まったりと向かいます。こんな景色を見ると、運転の疲れは吹きとんでいきます。
キャンプ場に到着。やっぱり渓谷はいいですね。時間が上品に流れていくのを感じられる。
日常の些細な問題はもさらさらと下流へ流れていきました。速攻でゼロリセット完了。
設営完了です。
今日はヒルバーグ。タープ下にワンポールテントのアクトを設営しています。前のポールを長めにして、焚き火からの距離をとり、後ろのポールを短めにして、後方からの視線を遮るようにしました。
設営後、プシュッと一杯やったら、「心も体もポカポカ・・」寝不足も手伝って爆睡です(笑)もう陽が落ちてきてしまいましたが、これからがいい時間です。
「お・おぅ・・」火起こししなきゃ・・
ハーフパイントマグで炊飯する
ご飯はトランギアのハーフパイントマグで炊飯します。0.7合で水の量は150ccくらいで。(吹きこぼれがあるので少し多めにしています。)
ユニセラファイヤーにつっ込んで。
いい感じに炊けました。持ちやすく、このまま食べられるからいいですね。やっぱりハーフパイントは最高!
ユニセラに横たわるサーロイン様
つづいてステーキプレートを作っていきます。本日の主役はサーロインステーキ。「たまには贅沢しないと、人生なんてすぐに終わってしまうんだよ」というのが私の持論。
まずは付け合わせのポテトを揚げます。
肉をおいしく焼きたいので、今回のユニセラは薪と炭のハイブリッドにしていますよ。
「サーロイン様」が、たおやかに横たわりになられました。
お一人様ステーキ定食が完成。サーロイン様がうまそうすぎて、「脇役いらなかったかもな?」とか思いました(笑)
焚き火とアスパラベーコンの宴
夜はユニセラでそのまま焚き火を楽しみます。
壁面のセラミックで保温性が増しているのでいい感じ。また、長方形で角ばっているデザインが、道具として美しいんだよなぁ。いつもは炭の調理に使うのでっすが、焚き火台としても十分使えますね。
ユニセラについてはこちらで詳細なレビューもしています。ちょっと重いですが、素晴らしいギアですよ。
そして、「アスパラベーコンⅠ」を作ったり、「アスパラベーコンⅡ」「アスパラベーコンⅢ」を作ったりしながら、「やっぱりアスパラベーコンって最高だよな!」と思ったりしてました。
ベーコンの旨味と、アスパラの歯ごたえとホクホクの食感がたまりません・・
夜はモンベルのメリノウール 一枚+寝袋で快適に眠ることができました。家で眠るときに比べて、熟睡度が半端ないのがキャンプの醍醐味ですね。
人間は外で寝たほうがいいですよ、ほんとに。
河原で朝食を
熟睡した朝は河原へ。
春の朝ってすごく爽やかだから、テントにいるのはもったいないですね。春のキャンプの醍醐味って朝の水辺じゃないかなぁ?他の季節より断然楽しい気がする。
河原といえばナギちゃんの出番です。不整地でもサクッと安定するのは特筆すべき性能。安定感抜群で、安全、風に強くて、大きな鍋もおけるなんて・・
これほど優れた道具は他にないですよ。
朝食はカレー味のホットドッグとコーヒー。ナギちゃん、ほんと優秀ですね。
河原で飲む早朝のコーヒーはうまい。
幸福度が機械で測れるのだとしたら、まちがいなく「針が振りきれる瞬間」だと思います。こんな時間を味わうために、日々頑張って生きていくのだろうなぁ。
まとめ
以上、春のソロキャンプの様子でした。
夜の焚き火もいいですが、やはり朝の河原はほんとうに楽しいですね。
澄んだ空気に水の流れる音。そんな空間で自分だけの時間を楽しめるのは、究極の贅沢だと思います。
ということで、今回一番役にたった道具は、スノーピークのナギにします。河原に直置きしたときの美しさと安定感は他のシングルバーナーには真似できません。
私がナギを初めて使ったときには「月面着陸」くらいの衝撃があったのですよ。「こんな地形でここまで快適に使えるバーナーがあるのか!」と。
河原でサクッと調理するのにすごくおすすめですよ。
ではまた。