ソロキャンプ用に小さな鉄板を購入しました。
ZEOOR(ゼオール)さんが販売している、イワタニ ジュニアバーナー用の鉄板なんですが、これが凄くいいんですよ。
分離式のガスストーブやウッドストーブでも気軽に使えていい感じ。肉が凄くおいしく焼けるし、ビジュアル的にも最高です。ソロキャンパーには絶対におすすめ!
ということで、実際の使用感なども含めてレビューをさせていただきます。
スペック
製品の詳細はこちらです。素材には4.5mmの黒皮鉄板を使用しています。
※タークのクラッシックフライパン(2.5mm)の1.8倍厚い
製品サイズ | 200mm×170mm×15mm |
焼面サイズ | 130mm×130mm |
板厚 | 4.5mm |
重量 | 約1.1kg |
素材 | 黒皮鉄板 |
対応グリル | イワタニ カセットガスジュニアバーナー (CB-JRB-3) |
販売元 | ZEOOR(ゼオール) |
黒皮鉄板とは?

黒皮(クロカワ)と呼ばれる膜をもつ鉄材です。
鉄を1200℃ほどの高温で成形すると、温度が下がった時に自然に酸化皮膜が作られます。ほのかに青い光沢をもつ皮膜には微小な凸凹があり、油馴染みが良いという特徴があります。
調理における利点があるので、業務用の中華鍋やフライパンでも使用されています。
ジュニアバーナー用グリルプレートのレビュー

じゃん、ジュニアバーナー用の鉄板買いました。といってもST-310にも使えて、分離式のシングルバーナーならなんでも使えるようなサイズ感です。

正面から見た感じ。鉄板と、リフターがセットになっています。焼き面は13cm×13cmになりますが、一人で焼肉するには十分です。

板厚は4.5mmと極厚。高い蓄熱性が期待できます。ちなみに、数ある鉄板のなかでなぜこれを買ったかというと、この持ち手のデザインと、仕上げがとても美しかったからです。
6mmの鉄板(1.5kg)のものと悩みましたが、400g重くなってしまうのでバランスのよい4.5mm(1.1kg)を選びました。

付属のリフターを使用した感じ。プレートタイプなので持ちやすいと思います。不便は全く感じないです。丸棒のやつより全然いいかも。

こんなふうにヘラとしても使えます。これもプレートタイプのメリットで、2つの機能が1つになっているのが素敵。コゲ落としが楽ですね。
実際に使用してみた感想

さっそくキャンプ場にフィールドテストに来ました。(笑)やっぱ鉄板っていいなぁ。すごくワクワク感がある。
一枚板の鉄板は大火力にも耐えるし、落としても割れない。コゲもガリガリ落とせる。スキレットにはない絶対的な安心感がありますね。
シーズニングは不要

「まずはシーズニング?」と思いきや、塗装がないのでシーズニング不要でした。(黒いのは酸化皮膜)楽ちんですねー。
水洗いしてキッチンペーパーで拭き取ればOKです(製造時に出る鉄粉を取る必要がある)
シングルバーナーにのせてみる

スパイダーストーブⅡにのせた感じがこちらです。うーん。かっこいい!
もともとジュニアコンパクトバーナー用ですが、分離式のガスストーブならほぼ使えますね。ガス缶の破裂の恐れが皆無なのでこっちの方が好みです。
ウッドストーブで使用する

ブッシュボックス XLにのせた感じがこちら。「ぴったりじゃん!」
前方の窓から薪をつっこみつつ、一人焼肉する感じが凄く気に入ってしまったので、今日はこちらで一人焼肉したいと思います。
一人焼肉をしてみる

余熱を十分にしたら油を塗って。焼肉開始です。

このビジュアル、好きだなぁ。これがあればずっと暮らせるじゃないか?
鉄板の焼き音も伝えたいので「10秒動画」も撮りました。こちらからご覧ください。↓
鉄板焼肉の感想

感想① なんだこれ、肉が旨すぎる!!!

感想② 関係ないけどごはんも旨すぎる!

感想③ ウインナーも旨すぎる!!!網焼きにはない絶妙の焦げ色じゃないか!
ということで、それはそれは楽しい一人焼肉ができました。

肉の表面が一気に焼けて、肉汁を閉じ込めている感じですね。やっぱり鉄板焼きはうまいです。「鉄板の厚みは4.5mmで十分じゃない?」と思いました。

リフターがこいつです。

ヘラになるので、コゲ落としが一瞬で終わる。スキレットだとここまで綺麗にならないんですよね。

プレートタイプのリフターはのやはり持ちやすいです。

使用後の鉄板がこちらです。油が馴染み、より黒光りしていい感じになりました。
結論、この「鉄板」超気に入りました!
まとめ

以上、イワタニ ジュニアバーナー 対応 グリルプレートの紹介でした。
ソロキャンプでひとり焼肉するには最高だと思いました。薪の網焼きのように変な匂いがつかず、よりふっくらジューシーに肉が仕上がります。
正方形なので、焼き面に無駄がない。平たいのでコゲ落としがしやすい。そしてなによりビジュアルが素敵すぎる!
本当に買ってよかったと思いました。
ソロキャンプに「鉄板」凄くおすすめですよ。
ちなみに、SOTOのレギュレーターストーブST-310で使用する場合は、こちらのモデルを選ぶとよいと思います。鉄板のサイズは一緒なのですが、ぴったりとはまる遮熱板がついています。(この遮熱板目当てで購入する人もいるようです。)
実際のキャンプでガンガンに使い込んでいる様子がこちらです。地べたスタイルのソロキャンプ、楽しいですよ。