イワタニさん(岩谷産業株式会社)から、「タフまるジュニア(Jr)」が登場しました。
タフまるといえば耐風性に優れ、ダッジオーブンも使えるアウトドアこんろ。「タフまるジュニア(Jr)」は、タフまるのサイズと、カラーリングを刷新したニューモデルになります。
「また悩ましいものが発売されてしまった。どうしよう・・」ということで、購入を検討される方にむけて、スペックや魅力、購入する際の注意点などをまとめてみました。
タフまるとの数値比較もあります。
「タフまるジュニア(Jr)」のスペック
気になるスペックはこちらです。ざっとイメージすると30cm×20cmの長方形にしっかり収まるサイズ感です。しかし・・この四角いデザインと、カラーリングには完全にノックアウトされました・・
- サイズ:286×192.5×122(h)mm
- 重量:約1.6kg
- 耐荷重:10kg
- カラー(本体):オリーブ
- カラー(ケース):カーキ
- 最大発熱量:2.3kW (2,000kcal/h)
- 燃焼時間:102分(カセットガスジュニアで45分)
- 生産国:日本
「タフまるジュニア(Jr)」の魅力
で、タフまるジュニアに感じた魅力がこちらです。
①コンパクトなのに強い
サイズは286×192.5×122(h)mmなので、A4用紙以下。このサイズ感で耐荷重10kg(ダッジオーブン8インチまで対応)はすごいですね。
※A4用紙のサイズ:297×210mm
②気の効いたカラーリングと形状
オリーブカラーは希望と平和の象徴であり、「緑への架け橋」となる色。だからアウトドアではより魅力的に映ります。さらに、ブラックと比較した場合、「角ばった形状」をより印象的に引き立てている気がします。
ちなみに、第一印象は「ジムニーじゃん!」でした(笑)
③お洒落なキャリングケース
カーキ色のキャリングケースも素敵です。アウトドア用品で困るのが収納だと思いますが、専用ケースは実用的なだけでなく、本体のオリーブカラーとの相乗効果で無双な雰囲気を醸し出しています。
オリーブ×カーキは、「無骨で自然になじむカラーリング」の最高峰ではないでしょうか?もう、完璧。
④風に強い
タフまるといえば、風に強い「ダブル風防システム」です。
「風は防ぎ、空気は通す」という画期的なシステムなのですが、タフまるジュニアにも、もちろん「ダブル風防システム」が受け継がれています。
購入前に注意したいこと
一方で、購入前に抑えておきたいポイントとしては「使える鍋のサイズ」でしょう。
特に小さいクッカーを使用する場合、ごとく上で不安定になりがちなので、鍋底が11cm以上あるものが必須となります。まとめるとこちら。
- ダッチオーブンなら8インチまで使用可能
- 内径20cmまでのクッカーが使用可能
- 鍋底は11cm以上必要
※8インチ=20.32cm
タフまるとの数値比較
本家である「タフまる」との数値比較もしてみました。
数値を見ると、幅は5.5cm・奥行きは約9cm小さい。高さは7mm低く、重さは800g軽い。
最大発熱量は2800kcal/h→2000kcal/hと7割ほどに抑えられていますが、その分連続燃焼時間が30分長いです。
タフまるジュニア | タフまる | |
形式 | CB-ODX-JR | CB-ODX-1 |
サイズ | 286×192.5×122(h)mm | 341×283×129(h)mm |
重量 | 1.6kg | 2.4kg |
最大発熱量 | 2,000kcal/h | 2,800kcal/h |
連続燃焼時間 | 約105分 | 約75分 |
まとめ
以上、イワタニさんのタフまるジュニアの紹介でした。
いままでの「タフまる」はどちらかというとファミリー向けでしたが、タフまるジュニアは完全にソロキャンパー向き。タフまるジュニアの魅力は「コンパクトカーを所有する喜びに近いかも?」と思いました。
徹底的にこだわりぬいたデザインと、カラーリング、そしてコンパクトなサイズ感!自分だけの世界感にひたれる道具って感じがします。
ジムニーみたいなカセットコンロで、新しいキャンプスタイルを構築するのも面白いかもしれません。地べたスタイルで、「無骨×アーバンキャンプ」なんて素敵かも?
今年大注目ですね!