これで完璧!クーラーボックスのおすすめと選び方




こんにちは、@ソロニワです。

クーラーボックスの選び方と、おすすめのものをまとめました。

大自然の中で過ごすキャンプでは、食中毒から身を守るためにも、「クーラーボックス」はとても大切な道具です。

いろいろなものを比較して自分のスタイルにぴったりのものを見つけてください。

クーラーボックスの種類

クーラーボックスには主に4つの種類があります。素材により保冷力は異なるので、季節や用途で使い分けましょう。

発泡スチロール

コンビニでも入手可能なクーラーボックス。軽さ・価格が魅力的ですが、保冷力は低いです。キャンプでの使用を考えると、「飲み物だけ」など、限定した使いかたをするのがおすすめです。でも、冬はこれでもOKですね。

アルミ蒸着+ポリエチレン

ソフトタイプのクーラーボックスがこちら。保冷力の低いものから高いものまで様々です。サブクーラーとして使用したり、「秋冬だけ」など、季節を選んで使用するのがオススメです。

持ち歩きやすいのがメリットですが、真夏のメイン(食材を入れる)にはちょっと役不足かもしれません。

発泡ウレタン

キャンプで使用するのは、「発泡ウレタン製」が最も多いと思います。ウレタンは断熱性にとても優れた素材です。価格はクーラーボックスの中では中〜上くらい。

高額なモデルでは、この発泡ウレタンを極厚(5cmくらい)にして、断熱高価を格段にあげているものもあります。これは、断熱材として最強である「真空断熱パネル」と同等の保冷力を持つと言われています。

真空断熱パネル

保冷力は断熱材中最強。

真空断熱パネルといえば「釣り」です。なぜなら魚は非常に痛みやすいから。高価なものが多いですが、キャンプだけでなく釣りにも行く方や、何泊もするようなヘビーユーザーであれば、この真空断熱パネルがおすすめです。

ただし、販売しているメーカーが限られてくるので、「デザイン重視」というわけにはいきません。

クーラーボックスの容量

つづいてクーラーボックスの容量について。

クーラーボックスでは「◯◯L」や「◯◯QT(クォート)」という表示で容量が表示されています。

  • 1QT(クォート)= 約9.4635 L(リットル)

つまり「20QT」のクーラーボックスは、18L程度の容量があることになります。

注意したいのは、容量の大きいクーラーボックスを買うときは「収納場所」「使用頻度」をしっかりと考えた上で買うこと。

オフシーズンには、収納場所に悩まされることになりますから、中くらい大きさのものを複数揃えたほうが良いかもしれません。

ソロキャンプ

季節にもよりますが、ソロキャンプでは5L〜18L 程度あれば良いでしょう。私は真夏以外は「6〜14L」のモデルで過ごせています。

14Lくらいあると、ビール4・5本・一人前の食材程度であれば収納できます。

ファミリーキャンプ

4人家族であれば40L〜50L程度といったところでしょう。大人数で使用する場合は、一人あたり10L程度を目安にしてください。

  • クーラーボックスの容量 = 10L × 人数 

シーズンごとに使い分ける

クーラーボックスは、保冷力が上がるほど重くなります。

夏は安全のためとにかく保冷力の高いもの。

その他のシーズンは「重さ」を重要視しながら選ぶのが「快適なキャンプ」をするためのコツです。

食材と飲み物はボックスを分ける

また、「食材」と「飲み物」についてはできるだけ「ボックスを分ける」のがオススメです。理由は以下のとおりです。

  • 飲み物は頻回に開け閉めをする(保冷力が下がる)
  • 食材は調理のときにだけ開ける(保冷力の温存)

おすすめのクーラーボックス

後半では、オススメのクーラーボックスを紹介したいと思います。

キャプテンスタッグ(CAPTAINSTAG)

シエロ クーラーボックス(激安ハードクーラー)

キャプテンスタッグの安価なハードタイプモデルです。軽くて1000円程度の価格で購入できるモデルです。年に1、2度しかキャンプをしないようであればコストパフォーマンスを重視して選んでも良いと思います。8Lのタイプだと500mlペットボトル6本、12Lのタイプだと11本が縦に収納できます。保冷力は価格相応ですが、ファミリーキャンプでのサブ用やソロキャンプ程度なら十分使用できるでしょう。

容量大きさ重さ詳細
8L29×19.5×27.5(h)cm900gシエロクーラー8L
12L37.5×27×28(h)cm1.4kgシエロクーラー12L
22L48×30×32(h)cm2.2kgシエロクーラー22L
28L48×30×39(h)cm2.5kgシエロクーラー28L
33L59×29×37(h)cm3.8kgシエロクーラー33L

サーモス(Thermos)

サーモス ソフトクーラー20L

ソフトクーラーの中では評価の高いモデル。5層の断熱構造が冷たさをキープします。流石の「サーモス」といったところでしょうか?お値段は20Lでも2,000円程度と良心的。容量もそこそこあり、ソフトタイプのため軽量です。キャンプだけでなく、レジャー使いにもいいですね。

容量大きさ重さ詳細
5L24×15×19
(h)cm
0.3kgソフトクーラー5L
20L30×23×34
(h)cm
0.5kgソフトクーラー20L

コールマン(Coleman)

エクストリーム クーラー

発泡ウレタンを使用し、保冷力もあり、耐久性もあり、お値段もお手ごろ、という非常にバランスの良いクーラーボックスです。実際評価も非常に高いことから、コールマンのエクストリームシリーズは現実的な選択となります。サイズは色々あるのでシチュエーションに応じて選択してください。

※50QT・62QT・62QTのものに関してはタイヤとハンドルが付いています。そのため重さはありますが、転がして運ぶことができます。

容量大きさ重さ詳細
26L46×33×40
(h)cm
3kgエクストリームクーラー28QT
47L58×46×45
(h)cm
7kgエクストリームホイールクーラー50QT
58L74.5×39.5×44.5
(h)cm
6.5kgエクストリームホイールクーラー62QT
66L72×40×44
(h)cm
5.7kgエクストリームクーラー70QT
95L91×42×46
(h)cm
9kgエクストリームホイールクーラー100QT

こちらは先に紹介したエクストリームクーラー28QTのアイスシルバーモデルです。爽やかな色合いが素敵(Amazon限定カラー)

【Amazon.co.jp限定】コールマン(Coleman) エクストリームクーラー28QT(アイスシルバー) 2000033554

スチールベルトクーラー

コールマンを代表するクーラーボックスです。イエティやスノーピークほどの保冷力はないものの、適度な厚みと見た目の美しさは群を抜いています。キャンプに行っても、一泊程度で「連泊をすることがない方」であれば十分です。色々なカラーがあり、51Lというファミリーに使いやすい容量なので、根強い人気を誇るクーラーボックスです。買って「間違いはない」製品ですね。ポップなカラーもあるので女性にも人気が高いクーラーボックスです。

容量大きさ重さカラー
51L60×42×41
(h)cm
7.5kgシルバー
51L60×42×41
(h)cm
7.5kgターコイズ
60thアニバーサリー
51L60×42×41
(h)cm
7.5kgグリーン
51L60×42×41
(h)cm
7.5kgレッド
51L60×42×41
(h)cm
7.5kgブラック

スタンレー(STANLEY)

孫の代まで使えるクーラーボックス

創業100年を超えたスタンレー。スタンレーの商品は、「孫の代まで使える」といわれています。高い耐久性とシンプルで機能的なデザインは世界中の人々に愛されています。そのスタンレーからクーラーボックスが発売されました。価格としては8千円〜1万円弱といったところ。そこそこ高価な部類には入りますが、そのデザインと機能性は魅力的です。個人的には使い勝手の良い、15.1Lのモデルをオススメします。これは絶対に一つは持っていたいですね。本当にカッコ良い!

カラーはグリーン・ホワイト・レッド の3色があります。(詳細のリンクから選択できます)

容量大きさ重さ詳細
6.6L33.8×21.8×28.2
(h)cm
1.9kgクーラーボックス 6.6L
15.1L42×31×28.5
(h)cm
3.8kgクーラーボックス 15.1L

イエティ(YETI)

継ぎ目なしのワンピース構造

「YETI (イエティ)」といえば、超有名なクーラーボックスです。キャンパー憧れの道具のうちの一つ。激流に耐える「カヤック」と同じ製法で作られたボディは「継ぎ目無しのワンピース構造」のため、非常に堅牢。蓋の上に人が立ってもビクともしません。また、発泡ウレタンの分厚いボディは一般的なクーラーボックスの2倍以上の保冷力があります。お金に余裕があるならぜひ購入したい、キャンパー憧れの、「最上級クーラーボックス」です。

容量大きさ重さ詳細
18L50.8cm×36.8×34.1
(h)cm
8.6kgローディ 20qt
27.3L40.6cm×39.4×53.3
(h)cm
7.7kgタンドラ35qt
37.8L64.8×40.6×39.4
(h)cm
10.0kgタンドラ45qt
41.6L61.0×44.5×45.7
(h)cm
11.3kgタンドラ50qt
61L77.5×44.4×40.6
(h)cm
13.2kgタンドラ65qt

スノーピーク(Snow peak)

「熊でも壊せない」ハードロッククーラー

「YETI (イエティ)」と双璧をなしているのが、「スノーピークのハードロッククーラー」です。国内のハイエンドブランド「スノーピーク」が送り出すクーラーボックスは流石のひとこと。ため息が出るほど美しく、熊が本気をだしても壊せないという超オーバースペックの耐久性を持つ「最上級クーラーボックス」です。デザイン、機能、耐久性ともに文句のつけどころがないです。

同じく最上級モデルの「YETI (イエティ)」とは、保冷力にはほとんど差がないようなので、デザインで選択すれば良いと思います。こちらも分厚い「発泡ウレタン」の壁により抜群の保冷力を誇ります。個人的にはデザイン的にこちらを選択します。「イエティより濃いめのベージュ」が何とも言えない魅力的な色なんですよね。あと、蓋に深く掘られた「snow peak」のロゴがめちゃくちゃかっこいいです。

容量大きさ重さ詳細
19L51.4×36.8×36.2
(h)cm
7.5kgハードロッククーラー 20qt
38L64.8×40.6×39.1
(h)cm
11.0kgハードロッククーラー 40qt
71L84.1×45.1×45.4
(h)cm
15.5kgハードロッククーラー 75qt

実は便利なソフトクーラー

スノーピークからはソフトタイプのクーラーボックスも販売されています。このタイプが非常に便利で、キャンプのサブとしてはもちろんのこと、夏の日帰りレジャーや、子供の部活、運動会に、大活躍します。非常に軽量で保冷力もそこそこ高いので、最も持ち出す機会が多くなると思います。絶対に一つは持っていた方が良いと思います。

個人的にゴリ押ししたいアイテムは11Lの容量のもの。何が素晴らしいかって軽量コンパクトなのに、しっかり高さがあること。2Lのペットボトルも縦入れで快適に運ぶ事ができます。ちなみに、夏は飲み物専用にして、秋冬のソロキャンプではこれ一個で済ませてしまうことが多いです。

容量大きさ重さ詳細
11.4L23.×23.×29.2
(h)cm
0.68kgソフトクーラー11
18L34.3×24.1×22.9
(h)cm
0.82kgソフトクーラー18
38L53×31×32
(h)cm
1.74.kgソフトクーラー38

まとめ

以上、キャンプにおすすめのクーラーボックスを紹介させていただきました。

食材はときに「食中毒」を起こすことがあります。そのため、出来るだけ保冷力の高いモデルに収納することを心がけてください。頻回に開け閉めする「飲み物」用とは別に、分けて持って行くのがオススメですよ。

せっかくのキャンプですから、安全に、快適に楽しんでくださいね。

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