キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の「大型火消し壺 火おこし器セット」のレビューです。
結論、「大型火消し壺 火おこし器セット」は使いやすく、デザインもシンプルで、安い。おまけに使用方法を工夫すると、さらに便利に使えるという素晴らしき商品です。
こんな人の疑問に答えます。
- 火消し壺 火おこし器セットってどうなの?
- 火消し壺のおすすめを教えて。
大型火消し壺 火おこし器セット|スペック
メーカー | CAPTAIN STAG |
商品名 | 大型 火消し壺 火起こし器 セット |
品番 | UY-7024 |
サイズ(本体) | 外径21cm×高さ22.5cm |
サイズ(火消し壺) | 外径18cm×高さ20cm |
重量 | 1.7kg |
素材(本体) | アルスター鋼板 スタンド・ハンドル・取っ手/鉄(クロムめっき) |
素材(火消し壺) | 亜鉛めっき鋼板 |
大型火消し壺 火おこし器セット|特徴
このセットの特徴は、下記のとおり。
- 火起こし器は優秀
- 炭火ストーブとしても使える
- 炭の収納がスマートにできる
- 火消しも完璧
- 再利用も簡単
使用してみて感じたのが、一台で炭火環境を完結できることです。
炭を熾す、使う、消す、持ち帰る、再利用するという工程を網羅しているんですよ。
まさに「スマート炭火セット」だと思いませんか?
大型火消し壺 火おこし器セット|レビュー
大型火消し壺 火おこし器セットを実際に使用してみたので、レビューをまとめました。
火起こし器は優秀
火消しツボに付属している「火起こし器」はとても優秀です。大型でたくさん炭が入るし、底と下部にもうけられた空気穴は、新鮮な空気を効率的にとりこんでくれます。
炭火ストーブとして使える
火起こし器の燃えさかる炭を「焚火台」に移すととたんに火力がなくなりませんか?
その理由は炭を取り囲む壁がなくなって上昇気流が発生しないからです。でもそれを求めるなら市販の焚火台では難しいですよね。となると七輪しかありません。
「だったらこのままでいいのでは?」
そうなんです。大型の火起こし器だからこのまま焚火台としても問題ないんです。(大きさからしてソロキャンプ限定ですが)
上の写真をご覧ください。自然に生まれる上昇気流により、なにもしなくてもこの勢いです。このまま炭火ストーブとして使用しない手はありません。
底からこぼれる炭の処理方法
「火起こし器」を七輪のように使用するには一つ問題があります。
設計が火起こし器なので、底面には大きな穴がいくつも空いています。つまり、炭がこぼれるのです。これではコンクリートの上でしか使えません。
芝生などで使うにはどうしたものか・・・?と思っていたところこんなものが。火消しツボの蓋とごとくです。
いきなり解決しました。これなら場所をえらばず、芝生の上で燃やしても全く問題ありません。
こんな風に灰がおちても大丈夫です。これで思う存分炭火を楽しむことができます。
空気を吹かなくても炎をあげて燃える炭はとても美しい。遠赤外線効果ででめちゃくちゃ暖かいです。このまま3時間くらい楽しみました。
片付けもスマート
炭火を終了するときは、このように火消しツボにつっこむだけです。
火消しも完璧
ふたをして空気を遮断。
ごとくをかぶせてネジをしっかりとしめたら火消し完了です。
外気温にもよりますが、20分もすれば持ち歩けるようになります。なんてスマートなんだろう。この火起こしセットが4000円台なら十分でしょう。
CAPTAIN STAG 火起こし 火消し 大型 火消し壺 火起こし器 セット
次回使用するときも簡単です。新しい炭をビニールなどに入れ、火消しツボにいれて持って行きましょう。一度燃えて残った炭(消し炭)はとても火がつきやすいですから、ここに着火剤を加え、新しい炭を上に追加すればOKです。
着火剤と新しい炭を追加したら準備完了。
着火後、10分で炭火ストーブの完成。
このまま暖をとったり、網をのせて調理も可能です。うちわであおぐ必要すらなく、常に強火というのは冬のキャンプには最高ですね。
まるでソロストーブのようですが、ソロストーブは分解できないため、油ものの調理には向かないのです。一度試してみて大失敗した経験があります・・やめたほうが良いですよ。(ただし、ソロキャンプで使うとすごく楽しいのでおすすめではあります・・)
まとめ
以上、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の「大型火消し壺セット」のレビューでした。もういちど特徴をまとめておきます。
- 火起こし器は優秀
- 炭火ストーブとしても使える
- 炭の収納がスマートにできる
- 火消しも完璧
- 再利用も簡単
火消し壺の中に、炭の運用に必要なすべてが収まるというのはとても気持ちがいいですね。
なんてシステマチックなんだろう。本当に便利なので、ぜひお試しください。
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