こんにちわ、@ソロニワです。
最近、あまり使用する機会がなかったソロストーブ。久々にひっぱり出してきて使ってみたら「あれ?これやっぱ凄く良くないか?」と思ったので記事にしています(笑)
ちなみに色々試した結果、「岩手切炭」との相性が最高でした。
Contents
ソロストーブにシンデレラフィットする岩手切炭(笑)
岩手切炭は大きめの炭です。つまり、小さなソロストーブの場合は「1個」で済みます。これは凄く大事。ちなみに使用しているソロストーブは一番小さなものです。ソロでおつまみなんかを作るのに最高です。

岩手切炭の魅力
岩手切炭はとても「美しい炭」です。木の表情がしっかりと残っていて、大きさは均一。燃やすと非常に香りが良く(本当に良いです)火持ちも良い。
一度使ったらやめられない素晴らしい炭なのですが、「火付きが悪い」のが唯一の弱点です。
今回はこのソロストーブを使用して火が付きづらいと言われている「岩手切り炭」を真っ赤にしてみたいと思います。この火起こしをマスターすれば「備長炭」も楽勝ですよ。
※その他、着火剤と安い木炭(ホームセンターなどで買えるもの)を使用します。
ソロストーブで岩手切炭に着火する

1. まずはソロストーブの底に着火剤を敷きます。(ニチネンのパック燃料27gを使用)

2. 安い小さめの木炭を用意します。これが着火剤から炎をうけつぎ最強の火付け材になるんです。ちょうど良い大きさがなければ割って作りましょう。(ホームセンターなどで3kg 300円台で買えるようなものでOK)

3. 木炭を底に敷きます。

4. 着火しますよ。

SOTOのスライドガストーチは安全で、カセットガスで補充できて、長く使えて、もう最高です。

5. 着火剤に十分火が回ったら「岩手切り炭」を置きます。一個がぴったりとハマって気持ち良いですね。「岩手切り炭は」大きさが均一なので常に一個で楽しめますよ。

6. ちょうど真ん中に来るようにすると周囲に満遍なく炎が回ります。

7. しばらく放置するとこのとおり。真っ赤ですね!「あれ、火が付きづらいんじゃなかったですか?(笑)」

せっかくなのでクリームチーズを炙りながらワインをいただきましょう♪これ最近のブームです。

岩手切炭が真っ赤になる秘密

着火剤の上に安物の炭を置きましたよね。これは木炭と呼ばれるもので、火付きが非常に良く素早く燃え尽きるのが特徴。つまり燃焼が早いので着火剤のブースターには最高なんです。実際にソロストーブの底を見てみると溶鉱炉のように真っ赤です。
「着火剤から素早く木炭に火がうつり、その木炭炎を出しながら岩手切炭を底から加熱する」「そして二次燃焼効果のあるソロストーブがそれをさらに加速させる」
これが火付きの悪い「岩手切炭」を容易に真っ赤にする秘訣なんです。本当に安い炭なので、一箱家に置いておくと本当に役に立ちますよ!
岩手切炭について
岩手県木炭協会がこだわって生産指導してる良質な木炭です。天然のナラの木100%で作られていて、1つ1つの形がしっかりと残っています。そのため火を付けても崩れずに安全に使用することができます。そして何と言っても火持ちが良く「香りが素晴らしい」です。安物の炭は煙が多く食材の味を損ねてしまいますが、岩手切炭は「煙が少なく香り高い」というのが特徴です。
大きさも大きすぎず、小さすぎない6cmずつくらいの大きさになってて扱いやすいです。今回はソロストーブに使用していますが、均一な大きさのため相性は抜群。
本当に素晴らしい炭なので一度使ってみてくださいね。
ソロストーブ(Solo Stove)について
アメリカ テキサス発。「二次燃焼」という独自の構造により、非常に燃焼効率の高いコンパクトストーブです。日本だけでなく本国のアメリカでも高い評価を得ています。
燃料は枯葉、小枝、炭、となんでもOK。燃料を持ち歩かなくともその場にあるものを燃やせば使用できてしまうのが大きな魅力です。「二次燃焼」の効果によりほぼ完全燃焼となり、灰も少ないのが特徴です。
二次燃焼の仕組み
底の通気口から取り込まれた空気がまず一次燃焼を起こし、さらにそこで暖められた空気が二重壁の間を上昇して二次燃焼を起こすという構造です。ちなみにこの仕組みは特許を取得しています。

画像:Solo Stove
ソロストーブ×炭 のまとめ
ソロストーブを使用すれば、火起こしが難しい炭でもスムースに火起こしができることがわかりました。しかも岩手切炭をつかえば1個で調理ができてしまいます。このシンプルさと気軽さは素晴らしいと思いませんか?本当に準備や管理が楽なのでソロキャンプなどにオススメですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
みなさまのアウトドアライフがより充実したものとなりますように。
ではまた。
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