自然を楽しめる映画!「フリーソロ」がめちゃくちゃ面白い。

映画「フリーソロ」を見ました。

「フリーソロ」は、世界最高峰のフリーソロクライマーである「アレックス・オノルド」の挑戦を描いたドキュメンタリー映画です。

舞台はクライマーの聖地と呼ばれる「エル・キャピタン」。アメリカのヨセミテ国立公園にある、900m超の断崖絶壁です。

想像を絶する挑戦と、圧倒的な自然の美しさを両方楽しめる名作だと思いました。

「自然を楽しめる映画」を探している方には絶対におすすめです。

フリーソロとは?

画像:公式サイトより

「フリーソロ」とは、ロープなどの安全用具を一切使わないクライミングです。あまりに危険なため、挑戦するのは「クライマーの1%」に過ぎません。

使うのは自分の体のみで、持ち物はチョークバック(手の滑り止めの粉をいれるもの)とクライミングシューズだけです。

岩壁に点在するわずかな起伏や亀裂に手や足をかけて登っていくのですが、わずかなミスが「死」に直結するため完璧にやるしかない。

つまり、「0か、100か」という極限のチャレンジになります。

エル・キャピタンとは?

El_Capitan

「エル・キャピタン」というのはスペイン語で「岩の族長」という意味です。

アメリカのカリフォルニア州「ヨセミテ国立公園」にある岩壁で、花崗岩の一枚岩では世界一の大きさと言われています。

どの壁も難所だらけで、「フリーソロ」で登ったのは「アレックス」だけ。

ロッククライマーの憧れの地であることから、聖地と呼ばれています。

アレックス・オノルドとは?

画像:公式サイトより

エル・キャピタンのノーズの最速登攀記録や、パタゴニアのフィッツ・ロイの完全縦走記録をもつカリフォルニア州サクラメント出身のクライマーです。

10歳のときにクライミングを始め、19歳のときにカリフォルニア大学バークレー校を中退後、バンでの生活をしながらクライミングに専念していたそうです。

チャレンジは誰にも知らせない?

「フリーソロ」にチャレンジするときは、基本誰にも知らせずに登るそうです。「知る人は少ないほどいい」と淡々と語っています。

アレックスは死を恐れないのか?

あまりに恐れを知らない挑戦を続けるため、彼の脳を検査する場面があるのですが、普通の人が反応してしまうような刺激にも、彼の脳は全く反応していませんでした。

つまり、通常の刺激では「彼の脳は影響を受けない」ようです。

非営利財団を設立

アレックスは非営利財団を設立し、「貧困の改善」や「地球のための活動」のために、毎年収入の1/3を使っています。

その理由は「地球規模での不均衡を是正したい」というもの。

クライミングで世界を旅するうちに、電気のない生活をする人々の暮らしぶりや、貧困を目にしたことがきっかけになったようです。

素敵ですよね。

アレックス・オノルドの言葉

画像:公式サイトより

本作でアレックスが語っていた言葉がとても素敵だったので、印象的だった言葉をいくつか紹介したいと思います。

「極限」を知る人だからこそ、その言葉には重みがあります。

素敵。

いつ死ぬのかわからないのは誰でも同じ。
だからこそ、生きていることを実感することができる。

いちど心を決めてしまえば、後は淡々と過ごすだけだ。ストレスや不安、恐れなどないんだ。やるしかない。

誰でも幸福に安住できる。
でも、そこには何もないんだ。

撮影チームについて

画像:公式サイトより

「フリー・ソロ」を撮ったのは、アレックスのクライミングパートナーであり、プロカメラマンである「ジミー・チン」さんが率いる撮影チームです。

あの登山映画「MERU/メルー」でも活躍されていた方です。このジミー・チンさんが、とにかくかっこいい。かっこよすぎる・・

山のプロカメラマンとして、世界中を飛び回り、撮影の傍ら、自らも過酷な遠征に参加されています。写真家・登山家・クライマー・映画監督という肩書きをもち、幅広い分野で活躍されています。

今回の撮影においては葛藤があったようで、

「滑落の瞬間を撮ってしまう可能性もある・・」

「最悪のシナリオを想定しながら、葛藤と向き合って撮影に挑まなければならない。」

と言及されていました。

フリーソロをみた感想

画像:公式サイトより

「フリーソロ」をみて、驚くのが「圧倒的に美しい映像」と「臨場感」。

全員がプロのクライマーである撮影陣は、アレックスのクライミングの様子はもちろん、岩から発生した粉塵のかけらまで詳細に映し出しています。

まるで「自分がそこにいるかのような感覚」を感じることができますよ。

やはり本物の映像は別格。

SF映画などの作られた映像にはない魅力があります。

もう、何度でも観たいと思わせてくれる素晴らしい映画でしたよ。

登山家の映画「MERU」をみて感じること