こんにちわ、@ソロニワです。
ユニフレームの 薪グリル を買いました。本当に素晴らしい商品なので、徹底してレビューをさせていただきます。
まるで 薪ストーブのような雰囲気を持っていて「火を眺める」「調理する」「暖まる」の全てを満たしてくれる素晴らしい道具ですよ。薪グリルをキャンプに持っていけば、いままでの焚火台とは少し違う体験ができると思います。
Contents
薪グリルを一言で表すと
一言でいえば「ワクワクする道具」です。自然の中で過ごす時間をより楽しくしてくれるような存在。いままでのありきたりのキャンプに変化をもたらす存在。そんな感じです。
これからの時代はそういうモノがより価値を増していくんでしょうね。
サイズと重量はどのくらい?
薪グリルのサイズは41cm×30cm、高さ35cm、重さは約3.6kg、耐荷重は10kg です。
幅が41cmあるので市販の薪であればそのまま焚べることが可能です。高さは35cm なので、同社の焚火テーブル(37cm )と比べると少し低い程度。
重量は、スノーピークの焚火台M(3.5kg)と同じくらい。ただし、薪グリルはゴトクがついて同じくらいの重さになるので少し軽いことになりますね。
薪グリルの特徴は?
横長だからこそ便利
薪グリルは横に長いです。だからこんなメリットがあります。
- 大きくて長い薪をそのまま放り込むことができる
- 右側で薪・左側で炭 など熱源を分けて使用することができる
つまり左手にケトル、右にフライパンなんていうツーバーナー的な使い方ができます。だからこそ焚火での調理が楽なんです。正方形ではこうはいきませんよね?
風に強く火の粉が舞いにくい
薪グリルには自分とは反対側に反射板がついています。だから熱の反射はもちろんのこと、風に強く火の粉が舞うのを防いでくれます。これって他の焚き火台にはない魅力だと思いませんか?
反射板があるから暖かい
薪グリルは他の焚火台よりも暖かいです。なぜなら反射板が熱を分散させず全面のみに届けるから。だから目の前にいると本当に暖かいんですよね。
実際に何度も経験していますが、冬のキャンプには最高でした。他の焚火台に比べて、断然暖かいです。ただしオススメするのは1人か2人程度での使用です。
「大人数で火を囲む」的な使い方だと「Aさんだけに熱量が集中してしまう」的なことになりBさんとかCさんとかが寒くなるので注意です。あくまでもソロか、2人くらいで使用すると良いですよ。
大人数ならば、正方形の焚火台スノーピークの焚火台 がおすすめです。
薪を乾燥させるスペースがある
薪グリルの素晴らしい特徴の一つに本体下に「薪を乾燥させるスペースがある」というのがあります。これは非常に理にかなっている構造で、追加する為の薪を予熱することができます。
薪を安定して燃やすには「燃料」「酸素」「温度」の3つの条件が必要になります。
そして、「温度」の条件を満たすには水分は厳禁です。なぜなら水分は蒸発するときに温度を奪ってしまうから。みなさんが考えている以上に「薪を乾燥させる」ということは重要なのです。
※ユニフレームさんがそれを狙ってこのスペースを作ったのかは定かではありませんが、とにかく便利です。
薪グリルレビュー (購入設置編)
まだ開封前です。嬉しすぎて過呼吸になりそう。
「こんばんわ。」黒いナイロン製のケースが付属しています。
取説です。薪グリルとラージが共通になっています。
「組み立て方法」のとおりにやっていきましょう。まずは守破離の「守」。
これが全部です。
ユニフレームといえば、「ステンレス製」というイメージですが、やはり質感は高いですね。
まずは本体を広げます。真ん中と両サイドが蝶番になっていて、コンパクトに折りたたむことができます。
灰受けを取り付けていきます。本体の▽の形の穴に灰受けのL字金具をひっかけます。左右ともに奥と手前に2つ穴があります。奥側からはめます。
カチャっと。
左側の奥も。
今度は手前の右側。
手前の左もはめたら完成です。灰受けは奥行きが大きい方が手前です。
続いて灰受けの底にロストルを敷きます。
灰受けの中央の2つの穴にロストルのパイプをはめ込みます。しっかりと固定されます。
最後にゴトクをはめたら完成ですよ。
一番上の左右にはめ込みの凹みがあります。ここにひっかける感じです。
カチャっと。
完成しました。かっこいい。
ちなみにゴトクは3段階に調整できます。(側面の縦長の穴に引っ掛ける)強火・中火・弱火 と調整できるのが良いですが、実際には薪がいれずらくなるので、2段目くらいまでが現実的だと思います。(小さい薪でやれば一番下でも使えると思います)
タークのクラッシックフライパン26cmをのせてみた。
ゴトク部分を測ってみました。スペックでは41cmでしたが、42cm近くありますね。
「ロッジのスキレットも現れた!」
「メスティン、ちびパン、トランギアケトルが現れた。」3つ乗りました。これでソロキャンプしたら最高ですね。
「左のメスティンでご飯を炊いて、右のスキレットですき焼きを作るシュミレーション」
「調理力が53万です。」
30〜40cm程度の薪がそのまま入ります。素晴らしいなこれ。
灰受け部分の幅を図ってみましたが、44cmくらいあります。一番上のゴトク部分は42cmくらいだったので、微妙に台形になっているんですね。安定感があるわけです。
ゴトクと灰受けの真ん中あたりの幅は43cmくらい。
もう一度。ゴトク部分の幅は42cmです。
高さは35cm程度。
上から覗いてみた。奥にはスペースがあってここからも空気が入るようになります。
薪グリルを改造する方は、たいていこのスペースにカットした金属製の板を乗せて、薪が落ちるのを防いでいます。私は部品が増えるのが嫌なのでシンプルに純正で使用しています。
ごとくのパイプの太さは6mmです。極太なのでゆがみはなさそうです。
スノーピークのシェルフコンテナとの比較。カッコいい人とカッコいい人の写真みたい。
お似合いの二人ですね。
ユニフレームの焚火テーブルとの比較です。173cmの人と170cmの人の写真みたい。ちょっとテーブルの方が大きいです。
上から覗いてみた。(これ必要?)
寄ってみた。
チェアとテーブルなどをセットしてみた。こんな感じかな?
うーん。いいんじゃないでしょうか(笑)かっこいいなこれ。
薪グリルレビュー (実践編)
昨夜のうちにシュミレーションを終えたので燃やしにきました。
薪グリル見参!
初火入れです。麻ひもと杉の葉と拾った焚き付けの小枝、小さく割った薪です。もう適当。なんかこの時点でビジュアル的に美しいと感じるのは私だけでしょうか?
「フン!」 ファイヤースチールで一発着火!
早速ですがお米炊きましょう。なぜなら「お昼はすぐそこまで来ている」からです。
ご飯を蒸らしている間に、ロッジのスキレットですき焼き作りましょう。そしてスキレットを洗うお湯も沸かしときましょう。なんて効率的なんだ。まるでダブルスクリーンのパソコンで仕事をしているような感じです。
反射板があるからかな? まるで ”薪ストーブ” を眺めているような気分にさせてくれます。ちなみに灰受けの下のスペースは割った薪を温めて乾燥されておくことができます。「どれだけ仕事できるんだよ。薪グリル。 」
お昼にしましょう。すき焼き万歳。
キャンプのすき焼きは最高ですよ。焼肉よりもこっち。
「薪グリル」は冬のキャンプにはオススメですよ。これは絶対です。逆に夏は暑いと思うので、夏はスノーピークの焚火台にしようと思います。
動画で観る
実際に使用してみましたが最高でした。下のリンクで薪グリルの燃焼の様子が観れます(36秒程度の動画を撮りました)
薪グリルにオプションはあるの?
薪グリルはゴトクが付属していてすぐに調理が楽しめるのはわかったけれど・・焼肉したい時はどうするの?と思いませんか。ちゃんと網が用意されています。
しかもポイントは、スチールメッキではなく、『ステンレス製』という点。流石ステンレスが得意なユニフレームさん。素晴らしいです。これは薪グリルを100%楽しむためにも、絶対買いです。
薪グリルの横にはユニセラのサイドトレーが設置できます。調味料とかトングがおけるので地味に便利です。
薪グリルソロ登場!
2019年7月、薪グリルに新しい仲間が加わりました。薪グリル solo(ソロ) です。
薪グリル soloのスペックはこんな感じ。
- 材質:ステンレス鋼
- 使用時のサイズ:約210×210×185mm
- 重量:約1.1kg
- 生産国:日本
幅は21cmなので、薪グリル(41cm)の約半分の大きさになります。冬には火力がたりないかもですが、暖かい時期のソロキャンプ には最適かもしれませんね。
まとめ
以上、ユニフレームの薪グリルのレビューでした。結論から言うと、絶対買い!のキャンプギア。本当に買ってよかったです。
「眺める」「調理する」「温める」と、キャンパーが必要とする全ての要素を満たしてくれるような、素晴らしい焚火台だと思います。
ステンレスなのでサビの心配もいりません。ゴトクも非常にしっかりしていて滑るようなこともありませんでした。そして何より本当に暖かい! なので、一番オススメしたいのは『冬のソロキャンプ』ですね。
おそらく薪グリルの利点を全て教授することができるでしょう。薪グリルには反射板があり、一方向に熱が集中する構造です。つまりソロキャンプであれば全ての熱を受け取ることができますからね。
以上、参考になれば幸いです。
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