こんにちわ、@ソロニワです。
スノーピークの焚火台は焚火台の元祖です。
直火が主流であった時代に、植物や微生物にダメージを与えることなく、「焚き火を楽しむ」ために開発されました。
本記事では、スノーピークの焚火台のサイズ感や、豊富なオプションについてもまとめています。とくに「開発ストーリー」は必見ですよ。
スノーピークの焚火台は美しい
スノーピークの焚火台を考えるとき、まず思い浮かぶことはその美しさです。自然のなかでしっとりと佇むその姿はほんとうに美しい。揺らめく炎を眺めながら過ごす時間は、まるで映画のワンシーンのようです。
スノーピークの焚火台の魅力
つづいて、スノーピークの焚火台の7つの魅力がこちらです。
タフで壊れないのはもちろん、本社でスノーピークのスタッフが作っていることからも、最重要アイテムであることが感じとれます。
- 絶対的な形
- ヘビーデューティー
- 壊れない
- ワンタッチ
- 充実のオプション
- 本社製
- ストーリーがある
絶対的な形
焚火台は4枚のステンレス板をつなげて作られています。その立ち姿はとても魅力的。まるで、フランスのルーブル美術館にある「逆ピラミッド」のようです。
ヘビーデューティー
スノーピークの焚火台は、圧倒的な耐久性を誇ります。なぜなら、厚さ1.5mmという極厚のステンレス板でつくられているから。
板の厚さは、徹底したフィールドテストの結果、「熱による変形がないこと」を確認し決められたそうです。
つまり、いつまでもその美しい姿を維持することができるのです。
壊れない
スノーピークの焚火台は壊れません。
スノーピークのスタッフさんに聞いた話だと、「焚火台の溶接が外れた」とか「壊れた」という話を聞いたことがないそうです。ステンレス製でサビにも強いので、いつ壊れるのか?想像がつかない道具です。
ワンタッチ
スノーピークの焚火台はワンタッチで設営、撤収が可能です。
4枚の三角パネルを組み合わせて作られているので、折りたたむと薄い板状になります。持ち運びやすく、省スペースで積載が可能です。
充実のオプション
スノーピークの焚火台には、豊富なオプションも用意されています。便利な焼き網や、炭床・専用ケースなど、余裕があれば全て揃えたいですね。
本社製
スノーピークの焚火台は、本社「HEAD QUARTERS」で「スノーピークのスタッフ」により、作られています。
気温や湿度などによっても変わる部材の性質を毎日計算し、プログラムを変更しながら作っているんだとか。その項目はなんと200にもなるそうです。
製品に掘られた「HEAD QUARTERS」の刻印は、絶対的な品質の証なんですね。
焚火台の開発ストーリー
時は90年代の始めです。
当時の焚火といえば直火が主流でした。
みんなが石を組み、焚き火を楽しんでいたのです。キャンプ場では、もちろん直火が許可されていました。
きっと多くのキャンパーが、雰囲気のある「直火の焚き火」を囲み、家族や友人と語らいながら「最高の夜」を明かしたのでしょう。
しかし・・・朝、焚火の跡にあったのは 無残に焼けた芝、真っ黒に色づいた大地でした。
「・・自然を守りながら焚火を楽しみたい」
スノーピークの人達はキャンプ場を訪れるたびに、そう思ったそうです。
そんな自然への愛から、焚火台の開発はスタートしたのです。
・・・
そして焚火台がほぼ完成に近づいた時。
焚火台は内側だけでなく、外側まで炎で囲まれ、徹底的に過酷な条件で燃やされたそうです・・
1時間後・・火から取り出された「焚火台」は大きく歪んでしまいました・・なぜなら、現在の焚火台より「薄い」ステンレス材だったからです・・
そこで、迷うことなく部材の「厚さ」が決定されました。
その厚さはなんと 1.5mm。
当時そんな厚みで焚火台をつくるメーカーはなかったでしょう。でもスノーピークは作りました。
なぜなら、 永く使い続けられることが「絶対的な価値」だと信じていたからです。
だからスノーピークの「焚火台」はズッシリと「重い」んです。 そこにはスノーピークの「想い」が込められているのです。
スノーピークの焚火台は3種類ある
スノーピークの焚火台には、S・M・L と3種類のサイズが用意されています。 それぞれのサイズの詳細がこちら。
サイズ | 展開サイズ | 重さ | 詳細 |
---|---|---|---|
S | 27×27×21cm | 1.8kg | 焚火台S |
M | 35×35×24.8cm | 3.5kg | 焚火台M |
L | 43×43×33cm | 5.3kg | 焚火台L |
つづいて、サイズ別に紹介していきますね。
焚火台S
焚火台Sはとても使い勝手がよいサイズです。
焼き面のサイズは27cm四方(男性の足くらい)なので、2人くらいまでなら炭を使用して、「バーベキュー」に使えるようなサイズ感です。ソロキャンプ(1人)がメインの方は、このSサイズで決まりでしょう。
専用の焼き網は唯一ストレートタイプで洗いやすいです。網自体に高さ調節機能がついているのもポイントですよ。
- サイズ(約):27×27×21cm
- 収納サイズ(約):35×41×2.5cm
- 重量:1.8kg
オプション名 | 価格 | 詳細 |
---|---|---|
本体 | 9,288円 | 焚火台S |
炭床 | 2,592円 | 炭床S |
グリルネット | 3,456円 | グリルネットS |
収納ケース | 4,104円 | コンプリート収納ケースS |
ベースプレート | 1,944円 | ベースプレートS |
ベースプレートスタンド | 3,024円 | ベースプレートスタンドS |
5点フルセット | 21,384円 | 5点フルセットS |
焚火台M
焚火台Mはソロキャンプ(1人)・デュオキャンプ(2人)に最適でしょう。
焼き面の大きさは35cm×35cm。カップルやご夫婦であれば、Mサイズがおすすめです。専用の焼き網は一般的な網と同じ、十字タイプになります。
- サイズ(約):35×35×24.8cm
- 収納サイズ(約):45×51.5×3.2cm
- 重量:3.5kg
オプション名 | 価格 | 詳細 |
---|---|---|
本体 | 13,608円 | 焚火台M |
炭床 | 3,780円 | 炭床M |
焼き網 | 5,076円 | 焼アミM |
グリルブリッジ | 5,184円 | グリルブリッジM |
収納ケース | 5,184円 | コンプリート収納ケースM |
ベースプレート | 2,484円 | ベースプレートM |
ベースプレートスタンド | 3,564円 | ベースプレートスタンドM |
6点フルセット | 31,644円 | 6点フルセットM |
焚火台Lサイズ
焚火台Lはスノーピークで最も大きいサイズ。43cm四方の大きさなので、市販の薪をそのまま放り込むことができます。
3人以上で使用することがあれば、こちらのサイズがベストだと思いますよ。大きさによって暖かさはかなり変わるので、冬にキャンプをされる方は迷わずこのLサイズを選んでよいと思います。
専用の焼き網は一般的な網と同じ、十字タイプになりますが、ハーフタイプの網や鉄板を使用できるのも焚火台Lの特徴です。
重さ5.3kgもありますが、その存在感は他を圧倒します。ファミリーで、グループで、焚き火を楽しんだり、調理をするならLサイズで間違いないでしょう。
- サイズ(約):43×43×33cm
- 収納サイズ(約):56×64×4.5cm
- 重量:5.3kg
オプション名 | 価格 | 詳細 |
---|---|---|
本体 | 16,848円 | 焚火台L |
炭床 | 5,184円 | 炭床L |
焼き網 | 6,048円 | 焼アミL |
グリルブリッジ | 5,832円 | グリルブリッジL |
収納ケース | 6,264円 | コンプリート収納ケースL |
ベースプレート | 3,024円 | ベースプレートL |
ベースプレートスタンド | 3,564円 | ベースプレートスタンドL |
6点フルセット | 38,664円 | 6点フルセットL |
7点ハーフ網セット | 40,284円 | 7点ハーフ網セット |
まとめ
最後にスノーピークの焚火台についてまとめるとこちらです。デメリットとしては丈夫な分「重い」という一点につきますね。
- 絶対的な形
- ヘビーデューティー
- 壊れない
- ワンタッチ
- 充実のオプション
- 本社製
「自然に対しロー・インパクトな形で焚き火を楽しみたい。」
そんな考えかたから開発されたスノーピークの焚火台が、多くのキャンパーから指示されているのはとても嬉しいことです。そしてそれは時代を超えてとても大切なこと。
そんなふうに考えると安い買い物なのかもしれませんね。
[…] 「一家に一台、スノーピークの焚火台」は本当なのか?徹底して検証。 […]