スノーピークの「リビングシェル(living-shell)」のレビューです。
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リビングシェルとは?
そして、リビングシェルは、スノーピークのすべてのシェルターの基本形ともいわれています。
完成されたフレームワークはとても丈夫で、設営は驚くほど簡単です。はじめて設営したとき、「えっ?もう完了?」っと拍子抜けしました。
リビングシェルのストーリー
リビングシェルは、98年に多くのユーザーの希望があり生まれた幕なんだそうです。2000年にスノーピークウェイ に設置され、感動のあまり涙を流すユーザーもいたのだとか。
そんな背景を知って使うと、より魅力的なシェルターに思えます。スノーピークの製品って本当に素敵なエピソードがありますよね。
60周年記念 リビングシェル Pro. とは?
私が購入したのは、リビングシェル 60周年記念モデルPro. です。スノーピークは1958年創業ですから2018年発売です。
Pro. モデルなので、普通のリビングシェルとは異なります。厚手のリップストップ生地を使用している点と、サイドの限定のカラーリングがフックとなり、購入しました。以下は主な変更点。
- 引き裂き強度が格段に高い「リップストップ生地」
- 生地の厚みを 210D(ルーフ)150D(ウォール)に変更
- サイドの差し色が赤からグレーに変更
リビングシェル Pro. のスペック
スペックは以下のとおり。最大の特徴は引き裂き強度が非常に高い「リップストップ生地」を採用していること。シェルターなどの大型の幕は風の影響を受けやすいので、生地の耐久性は絶対に高い方がいいです。(そもそもテントやシェルターというのは、生地ですからね)通常のリビングシェルよりは値が張りますが、その価値は十分にあります。
- サイズ(設営時):415×455×210(h)cm
- サイズ(収納時):76×28×33(h)cm
- 材質(ルーフ部):210Dポリエステルリップストップ
- 耐水圧(ルーフ部)3,000mmミニマム
- 材質(ウォール部):150Dポリエステルリップストップ
- 耐水圧(ウォール部)1,800mmミニマム
- 重量:16.0kg
リビングシェルの特徴
設営が簡単
リビングシェルといえば、設営のし易さで有名です。大型のシェルターの割に、設営は驚くほど簡単です。慣れればアメニティドームより速いかもしれません。
設営についてはこちらの設営講習をご覧ください。スノーピークさんの設営講習なので間違いないです。
贅沢なメッシュパネル
メッシュは前後左右に大きくもうけられています。虫の侵入をふせぎ、空気の流れを作ることにより真夏でも快適に過ごすことができます。
完成されたフレームワーク
スノーピークシェルターの基本形ともいわれるほど、完成されたフレームワークが特徴的です。AフレームとCフレームを組み合わせることで、強風や悪天候にも十二分に耐えうる構造になっています。
テントと接続可能
背面の接続ガイドに沿って生地を折り込むことで、特別なオプションを用意することもなく、スノーピークの様々な幕との接続が可能です。
インナールームは吊り下げ式
オプションのインナールームは吊り下げ式。使用したいときにフレームレスで簡単に設置ができ、折りたたむこともできるので、リビングを広く使えるというメリットがあります。
シールドルーフ
オプションの「シールドルーフ」がこちら。対候性と耐水性をより高めることができ、夏の厚さや冬の結露を和らげることが可能です。ルーフ部分の保護にもなるのでおすすめです。
カンガルースタイルも快適
専用のインナールームをすぐに用意できなければ、スノーピークの自立型インナールームを使い「カンガルースタイル」を楽しむという手もあります。アメニティドームのSやMサイズであれば十分使用することが可能です。
まとめ
リビングシェルの最大の特徴は、その設営の「簡単さ」です。大型幕にありがちな「設営の複雑さ」をみごとに払拭したシェルターだといえるでしょう。
比較的扱いやすいサイズなので、キャンプ初心者の方にもおすすめですよ。
60周年記念 リビングシェル Pro.のレビューでした。
今回紹介したものがこちら。プレミアがついてとんでもない価格に・・
こちらはリビングシェル の通常モデルです。
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