【新型】 iPadPro（第４世代）特徴をまとめてみた。（第３世代との比較表あり）

アップルから「 iPad Pro（第4世代）」の新型モデルが発表されましたね。

ディスプレイは11インチと、12.9インチの２種類で継続。カラー（スペースグレイ・シルバー）も同様です。

個人的に今回のモデルiPad Proはすごく気になっているので、主な特徴についてまとめてみました。（第３世代との比較表もあります。）

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新型「iPad Pro」の特徴

色々な変更点はありますが、今回の新型「iPad Pro」の特徴はこんな感じです。

順にみていきますね。

新型 iPad Proでは背面に超広角カメラが搭載されました。（12MP広角レンズ＋10MP超広角レンズ（視野角125°））

これはiPhone11 Proの超広角レンズの視野角（120°）よりも広く、より広範囲の画像が撮れるということ。

画角がとても広くなるので、ダイナミックな風景を撮りたい時や、奥行きのある写真を撮りたいときに便利ですね。

ただし、超広角の画質性能はiPhone11 Proが12MPに対し、新型 iPad Proは10MPです。（つまり画質は負けている）

参考までに、一般的なレンズの「画角」についての表がこちらです。

今回最も注目すべきなのが「LiDARスキャナ」だと思います。

この「LiDARスキャナ」、自動運転にも使用されている技術（自動車の目と呼ばれている）ですが、アップル製品としては初の搭載。

具体的には、最大5メートル先から反射した光の距離をナノ秒（10億分の1秒）で測定し、3Dマップを作成することが可能になります。

これにより、AR（拡張現実）の起動が簡単になったり、より正確な人体サイズの測定などが可能になります。（写真で撮った人の身長などがわかる）

LiDAR とは、「Light Detection and Ranging（光検出と測距）」の略。「光を使って距離（奥行き）を測る技術」

面白いですよね。

iPad Pro用のオプションとして、2020年5月には「Magic Keyboard」という専用キーボードが発売される予定です。

特徴は以下のとおり。

こちらには、第3世代・第4世代両方のiPad Proが対応しています。

iPad Proのスペックがこちら。前モデルとなる（第3世代）と比較してみました。大きさは12.9インチのものになります。

まずはチップの処理性能。A12のXとZでどのような差があるのか？詳細はまだ不明ですが、A12X（第3世代）では7コアだったGPUが、A12Z（第4世代）では8コアになっているようです。（GPUは複数の処理を同時に行うことに優れている。例えばゲームとか。）

メモリは第3世代では基本4GBだったのが、全て6GBにグレードアップ。

ストレージは最下位モデルで64GB→128GBへ容量アップし、価格は7000円安くなっています。

	iPad Pro（第4世代）	iPad Pro（第3世代）
発売年	2020年	2018年
チップ	A12Z Bionic	A12X Bionic
メモリ	6GB	4GB（1TBは6GB）
ディスプレイ	Liquid Retina	Retina
背面カメラ	広角：12MP ƒ/1.8 超広角：10MP ƒ/2.4	12MP ƒ/1.8
充電方法	USB-C	USB-C
容量	128GB/256GB/ 512GB/1TB	64GB/256GB/ 512GB/1TB
認証	Face ID	Face ID
キーボード	・Smart Keyboard Folio ・Magic Keyboard	・Smart Keyboard Folio ・Magic Keyboard
価格	10万4800円（128GB）	11万1800円（64GB）

価格はWifiモデルを記載

つづいて、大きさと重さの比較です。（12.9インチモデル）

大きさは全く同じですが、重さは10g重くなっています。