【レザークラフト】ユニフレーム 「ちびパン」&レザーハンドルカバーの作り方

「ちびパン(UNIFLAME)」のハンドルカバーを自作してみました。

レザーを使用して簡単に、シンプルな道具だけで作る方法をまとめてみたので、紹介したいと思います。ちぴパンだけでなく、

  • 「スキレットのカバーを自作したい」
  • 「ハンドルカバーを作ってみたい」

というかたの参考になればうれしいです。

みなさんGWも自粛されていると思いますが、レザークラフトなんていかがですか?という提案でもあります。楽しいですよ!

ちびパンとは?

ユニフレームから販売されている、「黒皮鉄板」を使用した小さな小さなフライパンです。

直径は16cmほどしかないので、キャンプでの一品料理をそのままお皿の代わりにサーブしたり、一人一人のお皿として使ったり、ソロキャンプでのメインフライパンとして、とても便利です。

ちびパンのハンドルカバーを作る

最近、「ちびパン」よく使うんですよね。

家にいることが増えたから、朝ごはんを調理することが増えました。予熱も速いし、ちっちゃいし、洗剤使えるから使い勝手がいいんですよね。

ちびパン純正のシリコンハンドルカバーや、レザーハンドルカバーも販売されていますが、「やっぱり自分だけのカバーが欲しいなぁ」と思い、レザーで作ってみました。

せっかくのゴールデンウィークも自粛でキャンプにも行けない。だからレザークラフトでもして過ごすのもいいんじゃないかと思います。

用意するもの

今回用意したのがこちらです。

レザークラフトといえば「クラフト社」みたいなので、ほぼ全てが揃う感じですね。あとはキャンプで使うハンマーとかカッター、接着剤などがあればOKです。

レザーは家に転がってたものを使用しました。

仕上がりをそこまで求めないのであれば、最後の2つ(ヘラ・トコフィニッシュ)を省いてしまってもよいと思います。(革の側面を磨くための道具なので)

作成手順

作成手順としては、こんな感じです。「めんどくさいな!」と思ったかたは、①④⑦をすっ飛ばして作ってみてください。

「切る、穴開ける、縫う」それだけでもハンドルカバーは作れます。

  1. 型紙を作る
  2. レザーを切り出す
  3. レザーを接着する
  4. コバをやすりで磨く
  5. 縫い穴をあける
  6. 糸で縫う
  7. コバをトコフィニッシュで磨く

それでやっていきましょう。

1.型紙を作る

「ちびパン」のハンドルを計測したところ、長さ8cm・幅3cm・厚さ5mmでした。

なので、7cm×4cmくらいの大きさで紙を切り出します。

レザーの端から2mmくらいのところで縫うので、40mm-4mm=36mmになりハンドルの厚さ(5mm)分くらいの余裕が出るはず。

フライパン側は、カーブをつけたいので、「ちびパン」の縁の形状に合わせて線を引きます。

ハンドルに合わせてみると、まあ良さそうです。

汚っ!(笑)

まあこんなんでいいでしょう。えんぴつで引いた線がハンドルの大きさなので、端から2mmくらいのところで縫おうと思います。

2.レザーを切り出す

型紙をあてて、えんぴつで線をひきました。

線に沿ってレザーを切り出していきます。

切り出し完了です。二枚同じものを作ります。

3.レザーを接着する

接着剤を端に塗って圧着します。(本当はサイビノールという接着剤を使うのですが、速乾の安いボンドで代用しました。)

4.コバをやすりで磨く

接着剤はすぐに乾きました。コバ(革の側面)をやすりで滑らかにします。今回使ったのは400番の紙やすりです。

コバが綺麗になりました。

5.縫い穴をあける

ついにこいつら(ヒシ目打ち)の出番だぜ!こういう道具大好きなんです。(笑)

直線部分は「4本ヒシ目打」で穴をあけていきます。端っこは穴をあけないので、3本だけあけるようにするのがコツみたいです。ハンマーで垂直にたたきます。(裏側に少し刃がでるくらいで大丈夫です。やりすぎないように!)

曲線部分は、「2本ヒシ目打」の出番。しかし、この道具めっちゃ楽しい。

ひし形の穴がたくさん空きました。

6.糸で縫う

レザーを縫うには、ロウビキ糸というのを使います。糸の長さは、「縫う長さの4倍」というのが基本ですが、少し長めにとりました。

ロウビキ糸(細)の両端に針を通します。

針が抜けにくくするやり方があるんですが、複雑なので割愛します。(ロウでベタベタしてるので普通に通してちょっとねじってやれば抜けません)

縫い始めの処理

縫い始めは、2つ目の穴から縫います。(最初は逆方向に塗って折り返すイメージです。)

まずは端から2個目の穴に糸を通し、左右の糸の長さが均等になるようにします。

一番端の穴に裏側(左)から針を通します。このとき、表側(右)の針を下にして十時に重ねた状態にして、裏側からの糸をとおします。(この針と針の重ね方を同じにしないと、糸目が乱れてしまうので注意です。)

先ほど通した糸を進行方向(ハンドルカバーの端)と逆に少しひっぱり、穴を広げます。

広がった穴に、もう片方の針を刺して糸を通します。

両方の針が交互に通った状態

裏側からの針と、表側からの針が交互に通った状態がこちらです。この状態で糸を締めます。この後、逆に縫い進めていく感じです。

裏側にある針を、2つ目の穴に通します。(進行方向が変わる)この時、表側にある針を下にして十時に受けながら糸を通していきます。

なんで針を十時にするのか?針の重なりはそのまま糸の重なりになります。つまり、裏側からの針が常に上になるようにすると、糸の重なりが均一になります。

裏から出てきた糸を進行方向と逆にひっぱり、空いた隙間に表側にある針を刺して糸を通します。

ちょっとわかりづらいのですが・・

常に裏側から最初に糸を通すこと。もう片方の糸は必ず裏側から通してきた糸の下になるようにして同じ穴に通す感じです。

この順番を守らないと縫い目がきれいにならないんですよね。

同じ要領で最後の穴まで縫いすすめます。

縫い終わりの処理

縫い終わりの処理をします。裏側にある針を一つ前の穴に戻します。

表側にあった針を同じ穴に通します。

これで、2つ目の穴に両方の針が通った状態になりました。

革がよれない程度に、糸を締めます。

表側にある針をもう一つ前の穴(端から3つ目)に通します。

裏から見るとこんな状態になってます。

先ほど通した針を、もう片方の糸を包むようにして、先ほど通ってきた穴に戻します。

裏からみるとこんな感じです。これが結び目になる感じですね。(3つ目の穴を通った糸ループになっている)

針などを使い、ループの内側に接着剤を塗ります。

両方の糸をひいて、結び目を締めます。

余分な糸をハサミで切ったら終了です。

7.コバを磨く

最後の仕上げにコバ(革の側面)を磨きます。毛羽立っている革のヘリの部分を、滑らかに潰していく作業です。

トコフィニッシュをコバの部分(へりのところ)に塗っていきます。(綿棒がやりやすいです)

表側・裏側の面を、「ヘラ付きヘリみがき」で、45度くらいの角度でこすります。革の繊維を押しつぶすような感覚で。

最後にヘリみがきの溝を使って、コバに垂直になるように磨きます。

これで完成!

ちびパンにレザーハンドルを装着した感じ。

おお、なかなかいいじゃないか・・

まとめ

以上、「ちびパンのレザーハンドルカバーの作り方」の紹介でした。

純正でもなく、人が作ったものでもない、「自分だけのオリジナルハンドルカバー」ができて嬉しいです。やっぱり愛着湧きますね。しばらくいろんなものを作っちゃうかも。

もう一度、今回使用したものをまとめるとこちらです。

参考になればうれしいです。みなさん、よい自粛を!