ヘリノックス(Helinox)のチェアワン(コヨーテ)を購入しました。
これから購入を検討している方の為にレビューをします。
チェアワンはヘリノックスの基本形とも言えるスタンダードモデル。軽量でコンパクト、座り心地も良いという素晴らしいアウトドアチェアです。
チェアワンとは?
ヘリノックスといえば、DAC社の軽量ポールを用いた、吊り下げ型のコンパクトチェア。チェアワンはヘリノックスの中でも、最もスタンダードな形の、フラッグシップモデルになります。
※DAC社=世界中のアウトドアメーカーに良質の金属ポールを提供している会社
チェアワンの大きさや重さ
スペックは以下のとおり。890gしかないのに、耐荷重は145kg 。アルミ製で軽いのに凄く丈夫です。どうなってるんだDAC社のポールというのは?
- 使用サイズ: 幅520×奥行き500×高さ660mm
- 収納サイズ:幅350×100×120mm
- 座面高: 34cm
- 重量: 890g
- 耐加重: 145kg
チェアワンの組み立て方
組み立ても簡単です。
ベースとなる脚を組み立てたら、チェアの布地をはめるだけ。一分間もかからずに設営完了です。
これが全てです。
ポールの中にゴムが通っていて全てが繋がっているため、説明書などなくてもパキパキと簡単に組み立てることができます。
なんか半自動的に「パキパキパキパキッ」ってなって組み立て終わってしまいました(笑)
なんなのこれ。短いほうが前。長い方が背もたれ部分です。
設地部分はゴムがついているので滑りにくく、ポールの先端が保護されます。
続いて座布を取り付けます。ポリエステル製で、メッシュ部分が大きいので、夏はとても涼しいです。
ロゴの部分が上側になります。このロゴデザインがカッコ良いんですよね。
ヘリノックスには、タクティカルチェアというミリタリーラインがあり、そちらも持っているのですが、雰囲気はとても良いのに、ロゴがなくて寂しいんですよ。
だからチェアワンの方がデザインに変化があって個人的には好きですね。
この部分にポールを引っ掛けます。かなり頑丈にできていますよ。
上から引っ掛けていきましょう。
上が2箇所、下が2箇所です。
ちょっと力を入れながら入れる感じです。
完成しました。
座布をつける前に、付属のケースを前のポールに引っ掛けておくと・・
こんな感じで小物入れとして使うことができます。風の強い時にもケースが飛ばなくて良いですね。
チェアワンの収納の仕方
では収納もいってみましょー!
まず座布を取り外します。ポールから抜くだけ。
「スポポポポン」さくさく抜いていきましょう。
はい。ポールだけになりました。
ポールをバラして・・
まとめたら・・
輪ゴムでしばると広がらなくてよいです。
座布に巻きつけて、コンパクトにまとめます。
収納ケースに入れて完了。
ベストな季節
春夏になり、ハイキングやバイクキャンプが楽しくなってくる時期です。超軽量でコンパクト。背面がメッシュなので、とても涼しいです。なので、寒さが和らぐ春から夏の時期に特にオススメしたいチェアです。
ライトなキャンプに最適
ヘリノックスはバックパックやバイクでのキャンプにこそ向いています。これまではタクティカルチェア Lを持っていたんですが、バイクに積載するとなると少し大きい。
そこで通常サイズが欲しくなりチェアワンを追加しました。
現行のチェアワンのコヨーテは、メッシュ部分の色など変更になっていますね。私のモデル(すでに廃盤)はメッシュの部分がブラックなので。
その他おすすめのモデル
超軽量モデル「チェアゼロ」
チェアワンよりさらに軽量なゼロというモデルもありますが、カラー展開が限られています。重さはなんと490gと、チェアワンより圧倒的に軽量なので、バックパックでキャンプをする方にはゼロも良いですね。羽のようなチェアです。
注意したいこと
チェアの布地はポリエステル製なので、コットンのように火に強くはありません。焚き火の近くで使用する時は、火の粉で穴が開かないように注意しましょう。
どうしても穴を開けたくなければ、焚き火の時だけ、コットンの布を一枚被せると火の粉に強くなりますよ。
まとめ
ヘリノックスのチェアワンは、軽量・コンパクト、座り心地もとても良いです。不安定なようで不安定ではない。不思議な座り心地がクセになると思います。
キャンプチェアを初めて購入する初心者の方にも、すでにチェアを色々持っている方にも、おすすめできるチェアだと思います。
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