「Bライフの愉しみ 自作の小屋で暮らそう」を読みました。
すごく面白い本なので紹介します。
「Bライフの愉しみ」は、高村さんという方の本なのですが、「自由な生活」を実践されている方です。
人それぞれ価値観はありますが、「こういった生き方も潔くて良いなぁ。」と思いました。
- 「カセットコンロがあればなんでもできる」
- 「燃料費はプロパンと変わらない」
- 「300Wのソーラーパネルで冷蔵庫が使える」
変に格好つけるわけでなく、肩肘張った主義主張もなく、淡々と心から自由にしている姿がとても好印象。読んでいてこっちの気持ちまですっと楽になる感じがしました。
好きな時に好きなことをする
高村さんは、適当な安い土地を買ってホームセンターの木材でロフト付きの小屋をたてて暮らしています。その生活費はなんと「月2万くらい」なんだとか。
好きな時に起きて好きな時に寝る。面白い本があれば2日くらい読書して、まる1日眠るそうです。
それを実践して出版までしているのですから凄いです。
あえて低い生活水準を保つ
日本は世界的に見ればまだまだ豊かな国です。
そんな豊かな国で、あえて低い生活水準を保つことで、周囲との間に局所的な貨幣価値の格差を生み出すのが「Bライフ」の旨味なのだそうです。
例えば日雇いで8000円もらったとします。月に20万円で生活している人からすれば、「これだけ・・」と感じるでしょうが、月に2万円で生活している筆者からすれば、「こんなに稼げた!」となり、半月近く生活できるとのこと。
すごい・・
徹底的に身軽でいる
徹底的に身軽でいるというのもポイントだと思います。
例えば鶏をかえば、卵がとれるし、くず野菜の処理もできますが、そんなことはしないそうです。なぜなら「贅沢品が肥大して義務としてのしかかってきて、愛しいミニマルライフが壊されるから」だそうです。
本当に面白いですよね。
以上、「自作の小屋で暮らそう」の紹介でした。
キャンプ好きであれば、かなり楽しめるのでは?と思います。
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