DDタープ3×3の「フルクローズ張り」のやり方を紹介します。
フルクローズ張りは、150cmのポールが2本(1本でも可)あればすぐ設営可能です。ペグダウンも4箇所だけなのでとても簡単。
ぜひ試してみてください。
DDタープとは?
DDタープ はイギリスのDD Hammocks社(日本ではDD HAMMOCKS JAPAN)が販売しているタープ。
正方形(長方形もあり)で、ループ数が多いので、いろいろな張り方が楽しめるタープ です。ヒロシさんもずっと愛用されていますね。
フルクローズ張り|用意するもの
用意するものはこちら。
ガイラインは付属のものを使用するので、タープ と、150cmのポールが2本あればOKです。あと、ペグは4本必要です。(タープにも付属あり)
- DDタープ 3×3
- ポール150cm×2本
フルクローズ張り|設営手順
フルクローズ張りの設営手順はこちらです。
手順① DDタープを広げる
まずは、タープ をひし形になるように広げます。
手順② 3箇所ペグダウンする
後方の3箇所をペグダウンします。(後方の頂点から1つ目のループを2箇所・右側の頂点から1つ目のループを1箇所)
手順③ ポール(150cm)を立てる
手前側の一辺(後方のペグダウンからみて反対側になる)の中心のループに、ポール(150cm)を立てます。
ちなみにポールを立ち上げると、こんな感じになります。フルクローズするイメージが湧きますよね。
DDタープ3×3は一片が3mの正方形です。1辺の真ん中に150cmのポールを立てれば、ちょうど半分になるのでぴったりクローズできる感じですね。
手順④ 手前の片側をペグダウンする
ポールを立ち上げたら、片側をペグダウンします。(どっちでもOKです。)
手順⑤ もう一方の頂点にポールを立てる
手前側のもう一方の頂点にポール(150cm)を立てます。
これでフルクローズ張りの完成です!
手順⑥ フルクローズするにはポールを1つ外す
フルクローズするには頂点側のポールを外します。
フルクローズ出来ました。
室内を広くするには?
ちなみに後方についているループにガイラインをつけて、木に結びつけたりすると、室内はより快適になります。
室内はどのくらいの大きさになるのか?
DDタープ 3×3でフルクローズ張りをしたときに、「室内はどのくらいの大きさになるのか?」というのが気になりますよね。
実際に測ってみました。
後方は280cmくらいで、その他の辺が225cmの三角形が実質有効スペースだと思います。後方にもう少しスペースはあるのですが、高さがないので割愛します。
マットを敷いて、大人が横になれるくらいのスペースはありますよ。閉めるのは寝る時くらいですからOKですね。
まとめ
以上、DDタープ3×3の「フルクローズ張り」の紹介でした。
DDタープは本当にいろいろ楽しめるタープ ですね。ダイヤモンド張りもかっこいいですが、こちらはプライベート感が増していい感じです。
暖かいので、寒いときには結構いいかも。
あと、デイキャンプでタープしか持ってないけど寒いとき、「サクッ」と作ったらかっこいいかもです(笑)
みなさまの参考になればうれしいです。
ちなみに今回使用しているのは、50cm刻みのスチールポールです。3本繋ぎでちょうど150cmになります。
耐久性はたいして期待できませんが、16mmと細身なのでスタイリッシュにまとまるから良い感じです。
バイクに乗る方は、仕舞寸法が短い(37cm)こちらがおすすめ。30cmの5本つなぎで150cmが作れます。材質は「超々ジュラルミン」です。