無印良品のミルクパンのレビュー「ステンレスアルミ全面三層鋼ミルクパン14cm」




こんにちわ、@ソロニワです。

無印良品の「ステンレスアルミ全面三層鋼ミルクパン」を購入したのでレビューをします。

14cmのミルクパンってめっちゃ使い勝手がよくないですか?だからずっと使える良いものが欲しいなぁって。思っていました。で、見つけた。

ステンレス製で、ちょうどいい大きさで、ぐらつかない程度の重さがある。で、持ち手は熱くならなくて、すっごく丈夫だから長年の相棒になる。

無印良品の「ステンレスアルミ全面三層鋼ミルクパン」は、そんな都合のよいミルクパンないかなー?って人におすすめです。他の方の口コミも良いですよ。

無印「ミルクパン」のスペック

スペックがこちら。特筆すべきは「全面三層構造」です。鍋底だけでなく「全面」が三層構造なのがポイント。

製品名ステンレスアルミ全面三層鋼ミルクパン
サイズ約幅32cm×高さ12cm
寸法14cm
容量1.0L
重さ572g(実測)
素材ステンレス鋼(SUS18-8)/アルミニウム

無印 ミルクパンのレビュー

はい。買ってきました。

外観と質感

横から見た感じ。「すごく綺麗なお鍋だな」という印象。ピノキオみたい。

上から見た感じ。天狗みたい。

持ち手はリベット止め。丈夫そうでいい感じですね。この大きさなら緩まないでしょうが、10年後に緩んでもハンマーで叩けば復活するであろう構造。つまり、将来に何の不安もないミルクパンです。

何十年も使いこんで道具の魅力を味わいたい。

鍋底の質感も良し。ヘアライン加工がすごく良いです。つや消しの効果があるし、指紋や傷が目立ちにくい。鏡面よりもこちらのほうが好みです。

大きさや厚み

このミルクパン。仕様としては14cmですが、鍋の上部の直径は15.5cmです。もう一つ上の写真を見るとわかりますが、上部だけすこしせり出している感じです。ふきこぼれ防止と、湯をそそぐときのことを考えているのかな?と思いました。

鍋底の直径は13.5cmほど。

持ち手は熱伝導率の低いステンレス製。2mm厚の平板を整形している感じです。素敵。

『ステンレスアルミ全面三層鋼』の名前の由来がこちら。ステンレスがアルミを挟み込んでいるのがわかりますね。

鍋の内側には200mlと600mlのメモリ付き。ミルクやお味噌汁など、1人200mlとすると3人家族くらいまでは快適に使えそうです。

無印 ミルクパン の良いところ

良いところをまとめるとこんな感じです。

  • 熱伝導率・保温性 is 両方高い
  • 汚れにくい&落ちやすい
  • 堅牢 = 長く使える
  • 持ち手が熱くならない
  • メモリ付き = 便利

滑らかで保温性に優れているステンレスと、熱伝導率が非常に高いアルミ。

2つの素材を組み合わせたから熱伝導率がよくて、保温性にも優れていて、汚れ落ちが良いってことですね。やっぱ「三層鋼」って素敵。

キャンプ用クッカーでもステンレスのペラペラのものはよくあるけど・・こんな素材はみかけないですね。無印良品さん、キャンプ用の作ってください。持ち手なしモデルなんて絶対売れる!

無印 ミルクパン の良くないところ

良くないところはこれに尽きるんじゃないでしょうか。

  • 結構重い

実測で572gありました。よくある14cmのアルミ素材のミルクパンが350gくらいなので、1.6倍弱重いです。その分五徳の上でグラグラしないのがメリットなんですが・・

「重い鍋は絶対にいや!」という方は店頭で「あたしの左手はこいつに耐えらえるんだろうか?」って確認してみた方が良いと思います。男性は問題なしでしょう。

無印 ミルクパン 湯沸かし対決

一般的なアルミ製・フッ素加工のミルクパンと比較してみたいと思います。湯沸かし対決。「なんか持ち手長くない?」と思いません?

※このフラグはあとで回収します(笑)

お水の量は200ml。どれくらいで沸騰するんでしょうか?

同じ200mlで強火で実験した結果、両方とも1分30秒くらいで沸騰しました。つまり、アルミとアルミ+ステンレス(三層鋼)ではほぼ熱効率に変わりがないということですね。

あと、短時間調理の場合、持ち手は全然熱くないですね。これは意外だったポイントです。

え?いいじゃん!

無印 ミルクパン 炊飯してみた

でね、「ステンレスアルミ全面三層鋼」ということはですよ。

ツルツルのステンレスのお肌をもちながら、熱伝導率は最強クラスってことでしょ?

=「炊飯に最適」ってことですね。

で、やってみました。

「0.5号炊くなら水の量は110mlくらい。10分火にかけて、10分蒸らす」というのがソロニワ流。時間短くない?と思うかもしれませんが、十分美味しいご飯が炊けますよ。

結果、めっちゃ美味いご飯が炊けて、幸せなお昼ご飯を食べることができました。やはり炊飯も全然いける!

かなりパチパチ鳴るまで火にかけちゃったんですが、こんな感じです。アルミ素地と違って、傷をあまり気にせずゴシゴシ洗えるのもステンレスの良いところですね。ツルツルお肌最高!

この無印のミルクパン。

塗装がないからボロくならないし、なんなら経年変化が魅力になるし、汚れ落ちも良いし、頑丈だし、なんかデザインも美しいし、言うことないかもです。

無印 ミルクパン 蓋は?

無印のミルクパンには専用の蓋は残念ながら用意されていません。専用の蓋が用意されているのは、16cm以上の片手鍋、両手鍋だけです。

しかし、ご安心を。

一般的に14cm用として売られている蓋がぴったりはまるので、お好きなものを使うことができます。蓋の材質とか形状を好みに応じてセレクトしましょう。

例えば、こういった蒸気穴のある一般的なタイプだとか、

ステンレス製の蓋なんかを選ぶことができます。こちらは、フランスの老舗調理器具メーカーのもの。個人的にはこの形の蓋が好きです。ほぼ劣化しないし。

まとめ

以上、無印良品の「ステンレスアルミ全面三層鋼ミルクパン」のレビューでした。触ってみて使ってみて、「究極のミルクパンの一つ」と思いましたよ。

お肌ツルツルだし、熱伝導率良いし、汚れないし、塗装剥げないし、グラグラしないし、持ち手熱くならないし、頑丈だし、2000円以内で買えるし。

一人暮らしする人とか、夫婦で暮らしている人とか最高でしょう。インフレが加速する日本では、「今が一番の買い時!」かもしれません。

参考になればうれしいです。

今回購入したのは14cmの一番小さなタイプです。

もう一回り大きいサイズもあります。4人家族ならこっちのほうが使い勝手良いのかも。

こちらのドイツの「フィスラー」のソースパンはアルミが鍋底だけに入っているタイプ。ミルクパン物色時に選んだ最終候補のひとつです。これも実物見たし、触ったしすごく素敵だった・・でも、今回は「全面三層鋼」である無印良品のものを選ばせてもらいました。