焚き火にテクノロジーを!|「薪の含水計」を買ってみた。

こんばんわ、solo×niwaです。

今日は「薪の含水計」について書きます。

なぜそんなものを使うかというと、焚き火の「質」は、「薪の乾燥具合」が全てと言えるからです。

ですが、どんなに優れたキャンパーでも、薪の乾燥具合を完璧に把握するのは不可能です。一見よく乾いたように見える薪でも、実は水分が多く残っていることも多いからです。

であれば、「薪の選択」の部分にだけは、「テクノロジーを活用」したほうが良いと思いませんか?

 

薪の状態を数値化する

今回使用したのはこちらの デジタル水分計 です。Amazonで 1,700円くらいでした。建築の職人の方などが使用する木材用の「水分計」です。木材というのは水分量によって反りや収縮の具合が変わってきますから、こういったものが必須なのでしょう。

これを使って薪の水分量を「数値化」していきますよ。

 

ちなみに「薪は乾燥が全て」というのには以下のような理由があります。

切りたての木材の水分量は50%ほどもあるのですが、その場合、1kgあたりの熱量は 2,200kcal となります。そして仮に水分量が0%だとするとその熱量は 4,800kcal にもなるのです。その差は2倍以上。

なぜ「乾燥」が大事なのかお分かりいただけたかと思います。

 

 1kg  乾燥度      火力
  薪  50%  2,200kcal/h
  薪  20%  3,450kcal/h
  薪   0%    4,800kcal/h

 

今回計測するのはこの薪たち。左から順に以下のような種類を用意しました。

 

  • 1. 杉の薪(小)
  • 2. 杉の薪(中)
  • 3. 杉の薪(大)
  • 4. ナラの薪
  • 5. 樫の薪
  • 6. 玉割り

 

 

1. 杉の薪(小)

早速測っていきましょう。まずは杉の薪から。水分計の使い方は簡単です。赤い電源ボタンを押して、先の二つの針を木材に突き刺すだけ。

早速数値が出ました。杉の薪(小)の水分率は8.0%になります。

 

2. 杉の薪(中)

続いて、杉の薪(中)です。水分率は9.0%になりました。

 

3. 杉の薪(大)

杉の薪(大)です。水分率は9.2%になりました。同じ杉でも「小さく割ったもの」と「大きく割ったもの」では1.2%の差が発生しました。薪は小さく割るほど、早く乾燥が進むので当然の結果でしょう。

薪割りがいかに大事が分かりましたね。

 

4. ナラの薪

続いてナラの薪です。ナラは広葉樹ですから、基本的には、針葉樹よりも乾燥が遅くなります。これは3月くらいに入手したもの。店置きなので乾燥はそこそこ進んでいると思われます。

ナラの薪は9.8%でした。やはり広葉樹の乾燥には時間がかかるのでしょう。杉よりも乾燥時間は長かったはずなのに水分量は上でした。でも10%以下なので実用には問題ありませんね。

 

5. 樫の薪

続いて薪の王様「樫の薪」です。この薪はもともと、年単位で乾燥してあるので、きっと良い数値がでると思います。

素晴らしい結果が出ました。「樫の薪」の水分率は2.7%。名実ともに、最高の「薪」ですね。

 

6. 玉割り

最後にこれ。杉の「玉割り」です。今日の朝、油分が滲み出てきたので水洗いしたものです。日中の日差しで十分乾いているように見えますが。どうなるでしょうか?

はい。「玉割り」の水分率は19.1%となりました。やはり圧倒的に多いですね。

ちなみに、こんな状態で焚き火にくべたら大変なことになります。膨張した水分が木の繊維を破裂させ、「パチーン!!」と跳ねまくります。

こういう薪を使うとチェアに穴が開いたりするので本当に注意ですよ!

薪の水分率一覧

薪の種類 水分率
杉(小) 8.0%
杉(中) 9.0%
杉(大) 9.2%
ナラ 9.8%
2.7%
玉割り 19.1%

 

上の表からわかること

 

  • 「針葉樹」(杉や松)は乾燥が早い
  • 「薪」は小さくすると乾燥の速度が増す
  • 「広葉樹」(ナラやクヌギなど)は乾燥が遅い

 

 

いかがでしたでしょうか。1,700円程度で「薪の状態」が数値化できるなら良くないですか?

私は素晴らしい製品だと思います。

 

紹介したもの

GZCRDZ デジタル水分計,2ピンタイプ木材水分測定 木材の含水率検出器 高精度 木材 建築材料の湿度測定に(電池を除く) (グレー)

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