こんにちは、@ソロニワです。
今回は記録もかねて「ソロキャンプのやり方」を紹介したいと思います。
DD タープを使用しておでんキャンプを楽しんできました。本記事はそのときの様子を編集したものですが、キャンプ初心者でもソロキャンプの大まかな流れがわかるようにまとめてみました。
よろしければお付き合いください。
タープを張るべし!
今回は、DD Tarp 3×3を「ダイアモンド」で設営。せっかくの林間サイトなので、木々の間に浮かしてみした。ポールがないって素晴らしいでしょ?
「秋冬はタープいらなくない?」と思うかもしれませんが、タープがあるだけで、程よいプライベート感が得られるし、荷物も濡れないので、安心してキャンプを楽しめますよ。
一応どんな感じでタープを設営しているかというと・・
後方は木の根元から160cmの高さ(適当)にロープを2重に巻いて、カラビナをひっかけただけです。
前方は210cmの高さにロープを設置。こちらはカラビナを使用したトラッカーズヒッチとトートラインヒッチで設営してみました。(木に巻きつける布(木肌を守る)を持ってくればよかったなぁ・・と少し反省・・)
前方を少し高めにしている理由がこちらです。
- 前で煮炊きがしやすい
- 開放感がある
- タープに雨がたまらない
タープを張りおえたら、テント、チェア、テーブル、焚火台などを設置して設営完了です。前方にタープポールがないのは本当に快適ですよ。
では、ちょっとギアの紹介でも・・
ソロキャンプに必要な道具
ソロキャンプに必要な道具も紹介しましょう。
ちなみに、タープ・テント・チェア・テーブルなどは省きます。それ以外の細々とした道具を紹介したいと思います。
焚き火の道具
焚き火まわりの道具がこちら。焚火台・グローブ・斧・ノコギリ・火吹き棒、そして薪ですね。
テーブルまわりの道具
つづいてテーブルまわりの道具がこちら。テーブル・バーナー・ガス缶・ライター・クッカー(マグも入っている)・カトラリー など。
卓上でおでんを作るので、バーナーは安定性抜群でガス分離式のナギを使用します。(理由:登山用の背が高いバーナーだと危ないし、難しい・・)
その他の道具
その他の道具がこちら。ランタン、食材、ペグ、着替え、モバイルバッテリーなどです。
真ん中にあるのはクーラーバッグですが、今回は最小限にしてみました。
クーラーバッグとして使用しているのはランチバッグです。これを2重にして、ビール2本と炊き込みごはんの素と、バター(朝食用)を入れてきました。
※秋冬はこんな簡単な装備でもわりと楽しめます。
クッカーの中身
アルミパーソナルクッカーセットを使用して、卓上おでんと、炊き込みご飯を楽しみますよ。
選んだ理由がこちら。
- アルミ製で、ご飯も炊ける
- 平たいから、視認性がよい
おでん+ご飯という組み合わせでは、最強レベルのクッカーだと思います。アルミパーソナルクッカーの素晴らしさについてはこちらの記事でもレビューしているのでぜひ。
スタッキング例がこちらです。
大・小2つのアルミクッカーの中、チタンマグ2個(ひとつは湯沸かし用)、エバニューの400FD(小皿代わり)と、お米、ゴミ袋、サランラップ(ごはん余ったらおにぎりにする)、アルミホイル(朝食で使用)が入っています。
焚き火の用意をする
日が暮れてきたころに、薪割りをして焚き火の準備をします。(薪割りはけっこうな音がするので、まわりの迷惑にならない時間(昼〜夕方)がベストだと思います)
焚火台は、ピコグリル398を使用。398gと超軽量ながら、わりと大きめの薪も入るので結構楽しめます。
おでんソロキャンプを楽しむ
薪割りをして焚き火をおこしたら、夕食の準備をします。
今回はできるだけシンプルに。わりと「ゆるキャン」です。
炊飯の仕方
お米1合に通常通りの水(200ml)を入れて30程浸水させます。その後、炊き込みご飯の素(3合用を3つに分けて冷凍してきた)を入れて混ぜます。そのまま12分ほど炊飯。(白米の場合でも手順は一緒です)
ご飯が炊けたら、蒸らします(10〜15分)。こんなふうに焚火台の下に置いておくと、冷えなくてよいですよ。(保温のための布が不要になります)
おでんは、セブンイレブンで調達してきた「おでんセット」です。
これが本当に重宝するんですよ。温めるだけで一食完成するしうまい。そしてビールとの相性も抜群。おまけに身体も芯から温まるというチートっぷりです。
「ソロキャンだし、メニュー考えるの面倒だなー」というときに、すごくおすすめです。
卵が大好きなので、追加用の茹で卵を用意します。(水から13分くらい茹でる)
おでんは5分温めればOKです。先ほど茹でた卵を追加して、「卵マシマシおでん」が完成。
おでんうまっ!!
炊き込みご飯もうまっ!!!
我ながら、おでん+炊き込みご飯は大成功でした。なんかもう費用対効果が高すぎる。
夜は焚き火を楽しむ
夕食後はひたすら焚き火。文明から離れ、山奥で過ごす至福の時間です。
もう、なんにもしたくないな・・
寒くなってきたので火力をあげました。クッカーたちが火に包まれている光景が大好きなんですよ。
炎に包まれる、金属の堅牢な姿はほんとうに美しい・・
でね、「美しい」という感情が自然に湧いてくるって、すごく素敵なことだと思ったりするわけです。だからキャンプはやめられない・・
タープ下にテントを設置しているので、もういつでも「Go To Bed」が可能です。薪がつきたら眠ろう・・
おやすみなさい・・
朝食はちょっとお散歩して・・
2日目。
キャンプで一番の楽しみといえば夜の焚き火だと思いますが、次に楽しみなのが、「朝の過ごし方」です。
今回は近くに川があったので、散歩がてら行ってみることに。
ちょうど良さそうな「ロックテーブル&チェアセット」をみつけました。地球からの贈り物。
朝のコーヒーは最高にうまい。
ちなみに、モーニングコーヒーは、マグではなくシエラカップで飲むのが「私の流儀」です(笑)なんかね、シチュエーションにマッチしていいんですよ。
アルミクッカーのふたでパンも焼きます。
両面焼けたら火を止め、アルミホイルを被せておくとバターがいい感じに溶けます。荷物も軽く済むし、すごくおすすめ!
シンプルな朝食ですがおいしかったからオッケー。やはり「何を食べるか」よりも「どこで食べるかが大事だよなぁ」と思うわけです。
またお邪魔します。
今回使用したギア
最後に今回使用したギアを紹介したいと思います。どれも使用頻度が高いスペシャルギアです。
DDTarp3×3
まずはDDタープです。今回ポールなしの快適リビングを作ってくれました。おかげで真下でバーナーによる調理が快適にできたので感謝です。DDタープ最高!
続いて、ファル Pro.air 3。こちらはTwitterで「テントはどこのですか?」と質問をいただいたので、追記させていただきます。デザインも良く、軽量で、とても使い勝手が良いですよ。超おすすめ。
アルミパーソナルクッカーセット
おでん+ご飯という調理に完璧に対応してくれたのがこいつです。ご飯+汁物という条件下では、右にでるものがいない?とすら思います。ヒロシさんが壊れるまで使い倒していたのも納得ですね。
ピコグリル398
最後にピコグリル 398です。本当にいろいろな焚火台を試してきた中で、軽量でバックパックに入る焚火台としては最高峰かもしれない。荷物をできるだけ軽くしたいソロキャンプ においては、至高の焚き火台です。
以上、参考になればうれしいです。