MacBook 12インチのレビュー




MacBook 12インチを買いました。レビューをします。

なぜMacBook12インチなのかというと、他にはない魅力があるからです。

それは「小さくて軽くて薄い」という究極のモバイル性能。その “大いなる目的” のためにスペックは控えめですが、割り切って使うのであれば最高のマシンだと思います。

MacBook12インチのスペック

私が購入したのは MNYK2J/Aというモデルです(2017年6月発売)スペックは以下のとおり。

0.92kgという軽さは驚異的。片手で軽々持つことができます。決して優等生なスペックではありませんが、全ては携帯性のためです。CPUが1.2GHzと低電力なのは、発熱を抑えファンレスにするためです。

  • 【CPU】Core m3 1.2GHz/2コア
  • 【メモリ】8GB
  • 【ストレージ】SSD:256GB
  • 【液晶】12 インチ Retina
  • 【駆動時間】最大10時間
  • 【サイズ】280.5×13.1×196.5 mm
  • 【解像度】2304×1440
  • 【重量】0.92kg

2017年モデルを選んだ理由

私は2017年モデルを買いました。2018年11月発売の最新モデルもあるのになぜか?

それは「色」の違いです。2018年モデルではローズゴールドが廃止され、ゴールドのみの展開になりました。そしてその「ゴールド」は赤みが増して「銅」に近いゴールドになりました。下の写真(2018 Macbook Air)がその色です。

これはMacBook Air2018の赤みのあるゴールド
旧ゴールドのカラーは品が良い

旧型は黄色みがある品のよいゴールドでとても好みです。すぐにアップルに確認をとり、この型番を選びました。条件は以下のとおり。

  • 旧ゴールドカラーであること
  • 最新のものであること

MNYK2J/A(ゴールド 256GB)

CPUもキーボードも最新のものと同じなので問題ありません。(アップルではもう販売していないので、ネットや量販店の在庫、もしくは中古を買うことになります。)

MacBook12インチを開封する

最低限の箱に最低限のものが入っています。美しい・・

説明書とりんごのシール(ゴールドカラー)タイプCのケーブルとアダプタです。

充電はマグセーフではなくUSB Type-C になります。USBはひとつしかないので、SDカードなどを読みこみたい時は充電を外さないといけません。賛否両論ですが、私は十分だと思っています。

なんのためのWiFiなのか?なんのためのクラウドなのか?データはネット経由で渡せばいいのです。ハードに合わせて人間も進化しなければ・・と言われているかのようです。

本体左側にはUSB Type-Cがひとつのみ。なんて男らしい!

起動します。

説明書なんていりません。あんなことやこんなことを表示されたままに選択して

設定がおわり起動しました。

ストレージの容量は256GBを購入しました。全力でクラウド化を推し進めているので、たぶん50GBくらいしか使わないと思いまが、SSDって容量が大きいほうが速いので無駄にあるくらいで丁度良いかな、と。

SSDとは? Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略で、記憶装置です。小型で省電力、衝撃に強く、読み書きの速度が圧倒的に速いのが特徴です。近年HDD(ハードディスク)の代替として急速に普及が進んでいます。

MacBook12インチの特徴

とにかく軽い

MacBook12の最大の特徴はこれです。「軽さ」はこのPCが作られた目的そのもの。この実現のために色々な機能が省かれているのですから当然です。フルスペックのOSを搭載しながら、iPad並みの携帯性を備えたPCはそうそうありません。とても貴重な一台だと思います。

ファンレス構造

Core m3 1.2GHz/2コアという低電力CPUを使用しているため発熱を抑えています。そのため「ファンがない」というのが他のノートと違う点です。なるべく発熱しないように負荷を気にかける必要はありますが、静かな場所でも周囲を気にすることなく作業ができます。

衝撃に強い

MacBook12は衝撃に強いです。なぜなら記録方式はSSDと呼ばれるフラッシュメモリーを使用し、冷却用のファンもがありません。物理的に壊れるものがほぼないので、衝撃でデータが飛んだり、ファンが回らなくなるということはありません。これは持ち歩きを想定したノートブックでは大きな強みです。

Retinaディスプレイ

ディスプレイは現時点で最高とされるRetinaディスプレイが採用されています。これは一度使うとやめられません。最高です。

ひとつの作業に集中できる

12インチというサイズ感は究極だと思っています。11インチだと小さすぎるし、13インチは持ち歩きたくない。そんな方にぴったりです。色々な画面を開いて作業をすることはできませんが、ひとつのことに集中できるのでとてもいいです。

MacBook12インチの弱点

キーボードは音が大きめ

MacBook12の初代のキーボードは、酷評された第一世代のバタフライキーボードでした。現在では改良された第二世代になり大分良くなりましたが、まだパチパチという音がうるさく静かな図書館などで作業するには気を使うでしょう。

ただし、薄い分超高速で打てるので、個人的には好感触です。

キーボードはたしかに薄いが慣れれば問題ない

重い作業は無理

そもそも使い方が間違っていますが、動画編集やエンコードなどのゴリゴリに重い作業をさせるのは無理です。インターネットの閲覧やブログの執筆・書類作成程度にとどめておくのが良いでしょう。

まとめ

以上、MacBook12インチの紹介でした。

巷では拡張性が低い、キーボードがうるさいなど、いろいろ言われますが、すべては、「究極の目的」のためのトレードオフです。軽くするためにCPUの性能を抑え、薄くするためにキーボードの快適さすら犠牲にしています。これは理にかなった選択といえるでしょう。

MacBook12インチ はとにかく「持ち歩く」ためのノートブックです。目的をはっきりとさせれば最強ですよ。

こちらは2018年11月7日発売の最新モデルです。赤みのかかったゴールドカラーになります。

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