もやい結び(Bowline knot)のやり方を紹介します。
もやい結びは「King of knots(結び目の王)」とも呼ばれる基本的なロープワークです。
大きなテンションがかかっても、大きさの変わらない輪を作ることができます。
凄く便利なので、アウトドアが好き、キャンプが好きという方にはぜひ試してみてください。
「もやい結び」の由来
「Bow」とは英語で船首のこと。
古くは船首側に「帆の縁」を引っ張る為に使われていました。どれだけ信頼できる結び目なのか、想像できますよね。
キャンプでの活用シーン
もやい結びはキャンプでもとても便利です。
理由は、堅牢な結びでありながら、(ロープが水で濡れていたりしても)簡単にほどく事ができるから。
- バケツで水を汲む。
- 木にテントやタープをくくりつける。
- ペグダウンする輪をつくる。
「もやい結び」のやり方
実際にやってみましょう。
まず、結びつけるモノにロープをまわします。
長い方のロープをひねり輪っかを作ります。この時、末端側のロープが上にくるようにします。
末端を、下から輪にとおします。
続いて、長い側のロープの下側へ通します。
上へ折り返し、輪に上から通します。
このような形になります。あとは締めるだけ。
ロープの両端を引っ張り締めたら完成です。
何が素晴らしいかというと、大きな荷重がかかっても輪の大きさは変わりません。
まとめ
今回は木に輪っかを作る感じにしましたが、もちろん、単純に輪っかを作ることもできます。
「とりあえず何かにひっかけたい」そんなときは、「もやい結び」を試してみてください。
キャンプなどのアウトドアが好きな方には、何かと便利だと思います。
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