スノーピーク ギガパワーストーブ “地” のレビュー|GigaPower Stove Chi

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ギガパワーストーブ “地” は、私が最も愛する道具のうちの一つです。

これほどまでに完成された道具があるだろうか?

20年も前に作られたのに、ほとんど仕様変更がないのが素晴らしいです。

スペックとしては重さが88g(新モデルは75g)火力が最大で2,500kcal (新モデルも同じ)で、火力は申し分ないです。大きさは「胸ポケット」に入るほどコンパクトになるので、シングルバーナーとしては「最小レベル」だと思います。

ギガパワーストーブ ”地” とは?

スノーピーク初の燃焼器具

開発は「胸ポケットに入るストーブが欲しいよね」という言葉から始まりました。

当時の、“世界最小、最軽量、最コンパクト”を目指し開発は進められ、最小限で安定感のあるゴトク、ワイヤー式のハンドルなど工夫が随所にちりばめられ、4年もの歳月を経て完成させたそうです。

最近モデルチェンジがされ、旧ストーブは在庫のみになってしまいました。しかしこの旧ストーブのデザインが凄く好きで、私は旧ストーブをあえて使用しています。

違いは燃料調節ツマミのついている部分が「真鍮のゴールド」か「アルミのシルバー」だということ。

旧モデルは真鍮製でゴールドなのでアクセントになり、なんだか雰囲気があって良いんですよね。真モデルはアルミ製なので、スタイリッシュで軽量になったのがポイントです。

アウトドアで最も権威ある賞を受賞

「世界最小、最軽量、最コンパクト」のコンセプトのもと、1998年8月、ソルトレイクシティで行われたアウトドアリテイラーショーで全米を驚かせたギガパワーストーブ“地”は、1999年冬、アメリカで最も権威あるアウトドア専門誌“BACKPACKER”より名誉ある「エディターズ チョイス アワード」を受賞。その後2015年には、栄えある「BACKPACKER EDITORS’ CHOICE GOLD2015」を受賞しました。

実際に使用してみる

ギガパワーストーブ ”地” を実際に使用してみましょう。

下の写真は「旧モデル」です。真鍮のゴールドがアクセントになり、なんともいえない雰囲気があると思いませんか?

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白いケースに入っているのがストーブです。ガス缶は110のコンパクトなOD缶。ストーブのサイズがコンパクトなので、ガス缶もこのサイズが一番「似合う」と思います。

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ケースから出しました。凄くコンパクトなのがお分かりいただけますでしょうか?めちゃくちゃ小さいですよ。

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ごとくの部分を開くとこんな感じです。

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ガス缶に取り付けます。

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くるくると時計周りにまわしましょう。

どのストーブもそうですが、ガス缶に「きっちり」と取り付けないと危険ですし、火力が思うように出ないので「しっかりしまっているか」は絶対に確認しましょう。(私は、取り付け部のゴムが「キュッ」と音を立てるのを目安にしています。)

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イグナイタが付属していないモデルでは、先の長いライターで着火するのがオススメです。

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あらかじめライターの火を近づけておいて、少しづつつまみを回すと、安全に着火します。

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お湯を沸かします。火力が強いのでコンパクトな割に素早く沸かすことができます。

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コーヒー抽出中。トランギアの600mlのケトルとの相性が凄く良いです。車に積んでおくとどこでも新鮮なコーヒーが飲めて最高。

ソロキャンプなどでもこのセットは活躍しますよ。

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まとめ

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以上、スノーピークの「ギガパワーストーブ ”地” 」の紹介でした。

いかがでしょう。欲しくなりませんか?

すごくおすすめですよ。

こちらは、イグナイタ(点火装置)がついているタイプです。つまりライターがいらないということ。どちらが良いかは好みですね。














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