【タイプ別セレクト!】キャンプにおすすめのLEDランタン23選!




キャンプにおすすめのLEDランタンを紹介します。

灯油やガソリンを利用したランタンはとても雰囲気がありますが、子供連れのキャンプでは安全・安心を第一に大光量のLEDランタンを揃えたいところ。ミニマムなソロキャンプでは高効率でスマホの充電もできるコンパクトなLEDランタンを選びたいところです。

こんな疑問に答えます。

  • LEDランタンのおすすめを知りたい
  • 乾電池式・充電式どちらがいいの?
  • LEDランタンの明るさの目安は?
  • 連続点灯時間の目安は?

独自の基準ですが、ファミリー・ソロキャンプなど、シーン別に最適なLEDランタンをセレクトしてみました。少しでも参考になればうれしいです。

LEDランタンのメリット

LEDランタンの最大のメリットは安全性が高い点です。火を使う必要がないのでテント内でも気軽に使用することができますし、一酸化炭素中毒の心配もありません。

さらに、点灯・調光においてもボタンを押すだけ、ダイヤルを回すだけ、という気軽さがあります。液体燃料を使用したランタンと違い、移動中の燃料の漏れを気にする必要がないことも魅力の一つです。

LEDランタンは乾電池式と充電式どちらが良い?

LEDランタンには主に乾電池式・充電式の2種類があります。(一部ソーラーエネルギーを利用したもの・手回し式のものもありますが、広義で充電式とします。)一概には言えませんが、個人的には充電式のもののほうが軽く、気軽に使えて、ランニングコストが安いのでおすすめです。

充電式のほうがおすすめ!

乾電池式のメリット&デメリット

乾電池式LEDランタンのメリットは出先で電池が購入できるところです。子供のいる家庭での防災の備えにも最適です。一方で単一乾電池を使用するランタンは重くなってしまうので、テント内に吊り下げるような用途にはあまり向いていません。ランニングコストも高いです。つまり、重いこと、ランニングコストが最大のデメリットになります。

充電式のメリット&デメリット

充電式LEDランタンの最大のメリットは軽さと気軽さ、ランニングコストです。電池交換の手間もいらずケーブル一本で充電ができます。ランニングコストも圧倒的に安いです。大容量のものであればモバイルバッテリーのように使用することも可能なので、10000mAh程度のバッテリーを搭載しているものがおすすめです。

デメリットは電池の交換ができないこと、乾電池式に比べて高価なことですが、リチウムバッテリーが数百回の充電が可能なことを考えてると十分な耐久性もあり、頻繁にキャンプにいくのであれば、価格差はランニングコスト分で回収できると思います。

LEDランタンの明るさの目安

つづいて、LEDランタンの明るさの目安ですが、ファミリーキャンプとソロキャンプでは必要な明るさは全く違います。それぞれの明るさの目安も写真を添えてお伝えしましょう。

ソロキャンプでは100lmでもOK

スノーピークほおずき(100lm)を使用

ソロキャンプでは100〜300ルーメンほどのLEDランタン1つでも十分に過ごすことができます。(私は薄暗いほうが雰囲気があって楽しいと思う)一方で、調理を楽しみたい方、写真を撮りたい方は1000lmほどのものを使用し、状況に応じて調光・調色すると快適だと思います。

モバイルバッテリーも兼ねるものを選べば、荷物が減るのでおすすめです。

ファミリーキャンプでは1000ルーメン以上必要

ジェントス エクスプローラー(280lm)をサブとして使用

ファミリーキャンプで使用する場合には、メインには1000ルーメン以上のものを用意してください。1000ルーメンは、家庭用電球だと80W相当の明るさになります。

食事をする時、テント内でくつろぐ時。ファミリーであれば、それなりの明るさが必要になってきます。メインのランタン(1000ルーメン以上)で広範囲を照らし、テーブルの上に置いたり、寝室で使用するサブランタンとして100〜400ルーメンほどのものを1つ用意しておくと、快適に過ごすことができますよ。

ちなみに、LEDランタンには無段調光機能があるものが多いので、明るすぎて困ることはありません。オーバースペックなものを買っておいた方が点灯時間も長いので安心です。

LEDランタンの連続点灯時間の目安

つづいて、LEDランタンの連続点灯時間の目安です。1年間を通して、7時間あれば大丈夫です。夏であれば5〜6時間ほど。冬であれば7時間ほどが一般的な点灯時間でしょう。17時〜24時の間点灯できれば十分です。

なので、連続点灯時間は7時間以上のランタンを選ぶと間違いがないです。

実用&防災系ファミリーにおすすめ!乾電池式LEDランタン

ファミリーキャンプにはメインに1000lm以上が必要です。

広範囲を照らせる高照度のものを選びましょう。家族がいる方は乾電池式もおすすめ。「キャンプだけでなく防災も兼ねる」と考えると電池式には大きなメリットがります。そして、充電式のものよりも安い。実用性だけでなく防災まで考えたセレクトがこちら。

※最大照度でも7時間以上使用できるものを厳選して選んでいます。

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-1300D

明るさは最大1300ルーメン。メインランタンとして十分な明るさです。単一乾電池を4本使用。つまり防災用としても最適ということです。最大照度でも7時間の連続使用ができるので、ファミリーキャンプでも安心です。白色・昼白色・暖色と三段階に光の色を変えることができ、テーブルの上でも、ぶら下げても使用することができます。

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-109D

明るさは1000ルーメン。こちらもメインランタン向きです。単一乾電池を3本使用。最大照度で11時間の連続使用が可能です。先に紹介した EX-1300Dよりも軽く、非常にコスパに優れたランタンだと思います。ミリタリーテイストな色味も良いです。

GENTOS(ジェントス) は1978年創業の日本のLEDメーカーです。実用性が高く高コスパなLEDランタンは人気で評価も高いです。私も愛用していますが、間違いはないと思いますよ。

Coleman(コールマン) クアッドマルチパネルランタン

明るさは最大800ルーメン。アルカリ単一形乾電池4本または8本で使用可能。最大照度で13時間〜20時間の使用が可能です。最大の特徴は4枚の発光パネルが取り外しできること。家族それぞれが持ち歩いて使えるんです。発光パネルは可動式ハンドルは持ち手にも、スタンドにもなるので使い勝手は抜群。友人がファミリーで使用していましたが、実用性はピカイチです。

荷物満載系ファミリーにおすすめ!充電式LEDランタン

充電式ランタンのメリットは、大光量の割に軽いこと。デザインが良いこと。小さくても大光量だから、「家族で荷物が多いから少しでもコンパクトにしたい」「家族キャンプは荷物満載だから小型でスタイリッシュなものを選びたい」という人におすすめです。4人家族などはミニバンでも後ろが見えないくらいの荷物になりますからね・・

※最大照度でも7時間以上使用できるものを厳選して選んでいます。

Superway LEDランタン 充電式

1200ルーメンの大光量。13400mAhのLG製大容量バッテリー内蔵で、最大照度で8時間の使用が可能です。電池残量・照度が正面の液晶パネルで確認できるのも他のLEDランタンにはない特徴です。箱型のLEDランタンの中では、性能・コスパともに現在最も優れているかもしれません。使用しない時はモバイルバッテリーとして使用できます。

WAQ LEDランタン

明るさは1650ルーメンの大光量LEDランタンです。バッテリー容量は13400mahで、最大照度で連続8.5時間、250lmの照度では60時間の使用が可能。重量はわずか220g。急速充電機能も搭載です。色はサイトに馴染みやすいアースカラーの3色展開。スタイリッシュで大光量のLEDランタンが欲しいかたにはぴったりだと思います。

LUMENA(ルーメナー) LUMENAプラス 

軽量大光量LEDランタンとして有名なLUMENA(ルーメナー)。明るさはなんと1800ルーメン。バッテリー容量は20000mAhで、最大照度で12時間。最低照度では160時間の連続点灯時間です。とにかく明るくて、バッテリーも大容量で、でも小型なものが欲しい、という人はこちらです。

LUMENA (ルーメナー)LUMENA2

明るさは1500ルーメン。重さはわずか280g。バッテリー容量は10000mAh。最大照度で8時間。最低照度では100時間の連続点灯時間です。LUMENAプラスと比較するとスペックが見劣りするかもしれませんが、メインランタンとしての性能は十分です。(1000lm以上・7時間以上点灯)

Prism(プリズム) CLAYMORE(クレイモア)ULTRA3.0 X

ターボモードで3200ルーメンという圧倒的大光量を誇るのがこちらのランタンです。バッテリー容量は23,200mAhで、ターボモード(昼白色)でも7時間の連続点灯時間は驚愕です。ファミリーキャンプでも安心して使用することができます。

雰囲気重視系キャンパーにおすすめ!テーブルLEDランタン

つづいて、雰囲気重視派のこだわり系キャンパーにおすすめのLEDランタンを紹介します。

明るさよりも雰囲気が大事!焚き火との相性重視!「多少大きくても雰囲気があれば良い」「写真映えのするテーブルランタンが欲しい」そんな雰囲気重視のあなたにこだわりのランタンをセレクトしました。

最もSNS映えするのはこういった類のテーブルランタンでしょう。

BAREBONES(ベアボーンズ) レイルロードランタン

ビジュアル、明るさともに非常に評価の高いランタンです。まるでタイムスリップしたかのようなアンティークデザインがとても魅力的。明るさは最大200ルーメンでソロキャンプには十分。連続点灯時間は、Highで4時間、Lowで100時間です。メインランタンとしても、テーブルランタンとしても使えますね。

Barebones(ベアボーンズ) ミニ エジソンランタン LED

クラッシックかつ洗練されたアンティークデザインが魅力的。明るさは100ルーメンで最大20時間点灯。普及率の高い単三乾電池2本が使用できます。MicroUSBで給電しながら点灯することも可能です。Highで5時間、Lowで20時間の連続点灯時間。小型のテントに吊るしたり、ソロのテーブルランタンとして使うには最適ですね。

BALMUDA The Lantern L02A

あの「バルミューダ」が作ったLEDランタンです。明るさは195lm。最大で50時間の連続仕様が可能です。上部のLEDの灯りが中央の筒を通る間接照明の優しい灯りが特徴的。まるでキャンドルのように揺らぎのある灯りが素敵です。

FunLogy Lantern

「BALMUDAのランタンは確かに素敵!でもちょっとお値段が・・」という方にはニアリーなこちらのランタンです。明るさは220ルーメン。バッテリー容量は4000mAhで連続点灯時間は10時間。雰囲気のある暖色と、実用的な白色の明かりを楽しむことができます。

Mozambique(モザンビーク) LEDランタン 

マテリアルミックスな外観が魅力的なランタンです。明るさは20lm〜最大370lmで、バッテリー容量は5200mAh。最大75時間の連続点灯時間。クラシカルな形状なので暖色で使用したいところ。もちろん色温度の調整も2200k〜6500kまでできます。

快適系ソロキャンパーにおすすめ!ガジェットLEDランタン

ソロキャンプにも明るさと快適さを求めたい。例えば調理の時は白色で明るく照らして、快適に調理したい。そして焚き火の時は暖色にTurn light!就寝前のテント内は調光機能を活用してほのかに照らしたい。

そんな欲張りソロキャンパーのあなたにはこちらがおすすめです。

LUMENA (ルーメナー) LED ランタン

明るさは1300ルーメン。バッテリー容量は10000mAh。重量220gで調光・調色搭載です。これ一つでソロキャンプのメインランタン・サブランタン・モバイルバッテリーと全てを満たしてくれるランタンです。間違いなく、最強LEDランタンのひとつでしょう。

その他に、ファミリーキャンプでも取り上げた以下のLEDランタンがおすすめです。どちらもコンパクトながら、明るくしたいときは明るく、暖色を楽しみたいときには調色で対応できる。そして大容量のモバイルバッテリーも兼ねます。ソロキャンプならこれら一つで十分ですね。

Superway LEDランタン 充電式

WAQ LEDランタン

UL系ソロキャンパーにおすすめ!軽量LEDランタン

ULとはウルトラライトの略。テントは2kg以内、LEDランタンも明るさより体積と質量が大事。ダイニーマとかタイベックとか高機能マテリアルが大好物。エバニューの400FDをこよなく愛するようなUL系ソロキャンパーのあなたにはこちらがおすすめです。

ブラックダイアモンド モジRプラス

ブラックダイアモンドは「クライマーによるクライマーのためのメーカー」です。「モジRプラス」はリチウム電池搭載モデル。明るさは最大200ルーメンで86gです。低照度で16時間の連続使用時間。レインボーモード・キャンプファイヤーモードなど多彩な点灯を楽しむこともできます。上部にはマグネット付きで車のトランクなどに固定して荷室を照らすこともできるマルチに活躍するランタンです。

ソーラーパフ ソーラーランタン

明るさは最大90ルーメン。8時間のソーラー充電で、弱モードなら8時間〜12時間点灯できます。重さはなんと80g。実用的なのにエコでロー・インパクト。とっても素敵なランタンです。バックパッキングや自転車の旅で使用される方が多いです。

5050WORKSHOP マイクロライト

人気の高いモデル。全長6.4cm、重量20g、まさに手のひらサイズのマイクロランタン。明るさはランタンが70ルーメン(弱で3.5時間)、フラッシュライトが最大350ルーメン(20分)です。極小なのでランタンとして使えるの?と思うかもしれませんが、USB-Cケーブルで充電できるので、モバイルバッテリーやデジタルガジェットがあればいつでも復活可能です。

Goal Zero(ゴールゼロ) LIGHTHOUSE micro FLASH

こちらも人気モデルです。重さはわずか68g。明るさは150ルーメンで最大170時間の点灯が可能です。本体上部にはフラッシュライトがついているので、懐中電灯としても使用ができます。つまり、夜間にトイレにいくときや、夜のお散歩にも活躍間違いなしです。

LED LENSER レッドレンザー ML4

リチウム充電式ですが、単三電池1本でも使えるハイブリッドモデル。手のひらにすっぽりと収まる大きさながら、明るさは最大300 ルーメン。眩しくない赤色での点灯も可能。カラビナ付きなのでテントにぶら下げたり、服にぶら下げることもできます。こういったコンパクトなモデルは、卓上ランタンとして使用して、就寝時にはテントの灯りにすると便利です。

GUMOCH LEDランタン(シェード・三脚セット)

超軽量75g、USB Type-C充電、防水、シェード・三脚セットというすごいLEDランタンです。明るさは27lm〜250lmの無段階調光。側面だけでなく上部を点灯することもできるので懐中電灯としても使える。こういったミニLEDランタンは調理をするときに三脚が欲しくなるものなので、セットで購入できるのは素晴らしいと思います。

snow peak(スノーピーク) たねほおずき

たねほおずきは、コロンと丸い姿がとても絵になるランタンです。明るさは60ルーメンですが、ソロキャンプであればこれ一つでもOK。単四電池3本使用です。マグネット内蔵のシリコンフックは、テントやタープにはさんでぶら下げることもでき、車やバイクにペタッと貼り付けることも可能です。シリコン製のホヤと暖色系の暖かいあかりには他のランタンにはない優しさがあります。ヒロシさんが使用されていますね。

まとめ

以上、キャンプにおすすめの LEDランタンの紹介でした。

私が色々なキャンプをしてきて思うのは、ランタンの明るさでキャンプの満足度は大きく変わるということです。

料理の焼き加減が見えないのは不便だし、テントの中が暗いと雰囲気まで暗くなります。特に子連れのファミリーキャンプではとにかく明るいランタンが欲しくなります。(ソロであれば暖色で暗めの光で十分なんですけどね・・)

なのでファミリーでキャンプに行くことが多ければ、少しオーバースペックと思えるようなものを買っておくとよいと思いますよ。最大の明るさで使用しなければバッテリー切れの心配もありません。

色々な製品がありますが、あなたのキャンプスタイルにぴったりの一台をみつけてください。みなさんの安心・安全なキャンプを心から望んでいます。

ソロニワでした。

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