焚き火を教える|「子供用 火起こしセット」のススメ




こんにちわ、@ソロニワです。

息子がキャンプに興味を持ち始めたので、ちゃんと教育をしようと思っています。ということで、早速「子供用の火起こしセット」を作りました。

子供用火起こしセット

  • 麻紐の火口
  • 小さい薪
  • 中くらいの薪
  • 大きい薪

たったこれだけです。

この材料をこじんまりと井型に組み上げることで一度の着火で火起こしが可能です。今回は良質の広葉樹の薪を使用していますが、自信のない方は針葉樹の薪を使用することで、より火付きがよくなりますよ。(針葉樹は火持ちは悪いが、火付きがとても良いんです)

使用する道具はこれだけ

グレンシュフォシュ・ブルークス ワイルドライフ

北欧で、職人が丁寧にひとつひとつ手作りしているグレンスフォシュ・ブルークの斧は鍛鉄の芸術品です。とくに、ワイルドライフ は本当におすすめ。

キャンプに持っていくには絶妙な大きさで、片手でも両手でも振り下ろせます。

高儀 X-BEAM 替刃式 折込鋸 コンパクト

子供が扱いやすいサイズで斬れ味がよく、携帯性も抜群・コスパは最高です。日本の「燕三条」で作られているという事実に納得です。

小さめの井桁型がオススメ

こんな風に焚き火台の上で組んでいきます。炭床(焚き火台に敷いてある格子状のもの)を用意してあげるとより組みやすくて良いです。(写真んではスノーピークの炭床Sを使用しています)

初めての火起こしは必ず成功の体験をさせたいもの。最初に教えるのであれば、間違いなく成功する「井桁型」が良いと思います。小さく細い薪で組み込んだら、30〜50cmほどの麻ひもをほぐし、まるめて中央に置きます。この麻ひもにライターで着火し、あとは待つだけです。

よほど湿った薪でない限りは成功すると思います。ちなみに、息子はこの作業が凄く楽しかったみたいです。

井桁型とは?

キャンプファイヤーの薪の組み方を覚えていますか?「井桁型」は最もオーソドックスな組み方になります。名前の通り、木を縦横に組んで漢字の「井」の形に組んでいく組み方です。空気の通り道が均一にでき、構造全体が燃えるので、火力も強く、大きな火柱ができるのが特徴です。

井桁型を2つ作るのがコツ

コツは「小さい井桁型」の周りに独立した「大きい井桁型」を組むこと。完全に別の井桁形が分離しているように組むことで、より多くの空気の通り道ができ、激しく燃え上がります。

「火口となる麻ひも」→「小さい井桁型」→「大きい井桁型」と順に火が育っていくことで自動的に火が育っていくのです。手間は薪を組み込む最初だけ。火口となる麻ひもが火をつけるのは「小さい井桁型」です。ここに熱量を集中させることで、「小さい井桁型」が安定して燃え、「大きい井桁型」の着火剤となるのです。

これは本当にオススメですよ。

一発着火で大成功

着火してしばらくすると火柱があがり、無事にお湯をわかすことが出来ました。

ちなみに、下の写真でクッカーがのっているのは、スノーピークの焚き火台Mグリルブリッジです。本来の使い方とは違いますが、こんな風に置くことで、非常に安定したごとくになりました。しかも薪の追加も非常にしやすかったです。

※本来は網を支え、火からの距離を調整する道具です。網を忘れて困った結果こうなりました(笑)

余談:よく考えたら「麻ひも」最高ですね。

ちなみに、麻ひも、久々に火口に使いましたがやっぱり素晴らしいですね。安価だし火付きも申し分ない。そしてビジュアル的にもナチュラルなので気分が良いです。最高でした。

これを車に放り込んでおけばいつでも焚き火できますね。数十センチあれば良いので、これだけあれば、200〜300回くらい着火できそうです(笑)コスパ最強。

この後は薪割りの講習とテントの立て方を実践して1日が終わりました。子供の成長を見守るのは本当に幸せな気持ちになりますね。

キャンプが初めての子供には出来るだけ「分かりやすいセット」にしてあげると、キャンプのハードルを下げることができるかもしれません。簡単な説明書をつけてあげるのも楽しいかもしれませんね。

参考になれば幸いです。

今回使用したもの

NASKA (ナスカ企画) 麻ひもインディコ 毛糸 100m A-1/1

信州ナラ・クヌギの薪 容量50L 約長さ約35cm 25kg

snow peak(スノーピーク) 焚火台 M [3~4人用]

スノーピーク(snow peak) 焚火台 M グリルブリッジ ST-033GBR














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