焚き火は科学だ|焚き火のやり方 & 薪が燃える仕組み – solo×niwa

こんばんわ、solo×niwaです。

今日は「焚き火」について科学しましょう。出来るだけ数値化してみました。

なぜなら、私たちは “キャンパー” です。 ”焚き火の真理” をもっともっと知る必要があると思いませんか?

「薪がどうしたら燃えるのか?」を理解し、「焚き火のやり方」を考えましょう。

目次
1. 木材が燃える温度
2. 木材が燃えやすい条件
3. 火口の必要性
4. 薪割りの必要性
5. 薪を選ぶ
6. 焚き火のやり方 まとめ


画像:.HYAKKEI

薪が燃える温度

まずは、木材の温度別の状態。

  • 100℃ 可燃性のガスが発生する
  • 250℃ 可燃性のガスが引火する
  • 450℃ 木材が自然発火する

上記のことから木材を安定して燃やすには(つまり焚き火をするには)250℃から450℃の温度を安定的に供給する必要があるということが分かります。

ライターの温度は800℃〜1000℃と言われています。(ファイヤースチールの温度は3000℃とも言われていますが、あまりに瞬間的なため、一度でつけるにはかなりコツが必要です。)

やはりライターという文明は素晴らしい。

 

結論:結局スライドガスマッチ最高

 

ナイフとファイヤースチールでの火起こしについてはこちらの記事をご覧ください。一発着火の方法につい書かれています。

http://soloniwa.jp/2018/01/25/fire-burning-ferroceriumrod/

 

薪が燃えやすい条件

  • 乾燥している
  • 酸素が十分にある

つまり、乾燥された薪に酸素が十分に供給できるように薪をくべれば良いわけです。これを考えながら木材を配置する必要があります。となるともうこれしかない。

この形は宇宙の真理のひとつなんじゃないか?と思うことがあります。初心者が初めて焚き火をするのであればこの組み方にしましょう。焚き火=井桁型 と覚えてください。

 

結論:井桁型 = 最強


画像:HONDAキャンプ

 

火口の必要性

太い薪をいきなり燃やすことができないのは、空気との比率が悪いからです。つまり単位あたりの酸素を十分に提供することさえできれば、太い薪はそのままで燃えます。

火起こしの際、麻ひもをほぐしたものがよく燃えるのは素材と素材の間に空気がたくさんあるから。

フェザースティックや細い薪がよく燃えるのも同じ原理で空気とのバランスが良いからです。

粉塵爆発なんてその最たるものでしょう。単位あたりの空気の豊かさが尋常ではない。

科学的にも証明されました。

つまり、麻ひもをこれでもかとほぐしてくしゃっとすれば最強の火口ができあがるということです。麻ひもこそが正義です。

火口 = 麻ひも 覚えましたか?

 

結論:やっぱり麻ひもほぐしたやつ最強

 

薪割りの必要性

薪割りをする目的としては主に2つあります。

1. 乾燥させやすくすること。

薪割りをすることで水分の蒸発が促進され、そのままで保管するよりも早く乾燥させることができます。乾燥させたいなら薪を割りましょう。

2. 酸化しやすくすること。

薪割りをすると木材の 体積に対する表面積が増えます。つまり酸素と結びつく面積が増えて燃えやすくなるんです。”燃焼=酸化” と考えれば当たり前ですね。

絶対的に薪割りという行為が正しいことが証明されました。

スウェーデン王室から認証をうけている聖斧「グレンスフォシュ」で自信を持って薪を割りまくりましょう。斧=グレンスフォシュ です。

結論:グレンスフォシュの斧 最高

 

薪を選ぶ

乾燥している薪

乾燥していることは大前提です。切ったままの薪の水分含有率は50%といわれていますからこのままでは安定して燃やすのは難しいです。薪が燃えるには温度の上昇が必要ですが、水分が飛ばないことには温度を上昇することができません。

乾燥させるには1年〜2年程度が必要になると言われています。里山の家の壁に薪がびっしりと並べられていたりするのにはわけがあるんですね。

必ずしっかりと乾燥された良質の薪を選びましょう。

針葉樹と広葉樹の薪

単純に燃えることを考えれば、柔らかく密度が低い針葉樹の薪の方が燃えやすいです。なぜなら密度が低いということは空気をたくさん含んでいるから。ただし、燃え尽きるのが早いのと臭いや煤などが比較的多くでるため、料理には適さないという特徴があります。

一方で、広葉樹の場合は硬く密度が高いため火付きが悪いです。しかしながら一旦安定して燃えてしまえば長時間燃焼させることができ、煤なども少ないので、調理に向いています。

肉などは本当に美味しく焼けますし、香りも圧倒的にこちらの方が良いので、慣れてくると広葉樹しか使いたくなくなると思います。

一度でいいから大勢の新卒の前で「ネクタイと薪にはお金をかけなさい」って言いたい。

薪=広葉樹 です。

 

結論:良質の広葉樹の薪しかない

信州ナラ・クヌギの薪 容量50L 約長さ約35cm 25kg

 

焚き火のやり方 まとめ

  1. 乾燥した広葉樹の薪を斧で割る
  2. 麻ひもをほぐす
  3. 麻ひもの周りに薪を井桁型で組む。(細い薪→太い薪となるように3段階くらいに組むのがコツ)
  4. ライター等で火をつける

以上、焚き火を科学的に考察してみました。焚き火のやり方に悩んでいる方、火起こしがなかなかうまくいかない方など少しでもお役に立つことができたら幸いです。

ではまた。

http://soloniwa.jp/2017/05/25/snow-peak-takibidai-2/




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